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【書評】阿部共実 『ちーちゃんはちょっと足りない』

ちーちゃんはちょっと足りない (少年チャンピオン・コミックスエクストラもっと!)

 
 
 
 
 
傍観者である限り、誰もがナツなのだ。
 
 
 
 
傍観者はどんどんネガティブになり、狡くなる。
 
そしてどんどん動けない人間になっていく。
 
ここで動かなくてどうするというような、肝心なときにさえ。
 
これは当人の性格がどうとかいう話ではない。
 
傍観者である限り、誰もがナツなのだ。
 
 
 
 
傍観者は、比較してしまう。
 
自分と他人を比較ばかりしてしまう。
 
自分一人に対して他人はいくらでもいるので、勝ち続けるのは不可能だ。
 
自分のことは内面までわかるが、他人のことは外見しかわからない。
 
人は他人には見せたい自分しか見せないものだ。
 
この世の誰であれ、この「他者との比較」に勝ち目など無いのだ。
 
 
 
 
なぜ傍観者か。
 
自分と本気で向き合ってこなかったからだ。
 
ナツはこれから自分と向き合っていくのだ。
 
ちーちゃんをないがしろにするのはまさに、自分と向き合えていない証拠だ。
 
旭も藤岡も、最初からああだったわけではないと私は思う。
 
たまたま人生の早い段階で、自分と向き合わなければならない状況があっただけだ。
 
旭が離れていくのは必然なのだ。
 
ナツはこれから。
 
ただそれだけ。
 
 
 
 
がんばろうナツ。ちーちゃんを大切に。