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【書評】本気で勝ちたい人はやってはいけない 千田琢哉

 

補欠の先輩

 

本気で勝ちたい人は やってはいけない

 

 

「○○しろ」というタイトルは、まぁ、普通の発想だ。
 
その場合、「なるほど」と思ったり、「そうかな?」と疑問に感じたりすることはあっても
 
「○○していない自分はヤバイかも!?」とは人間、なかなか思ったりしない。
 
「やってはいけない」
 
これは不安になる。
 
「やってしまっているかも?」と思わせるし、なにより
 
「何を」かがまだ開示されていないため、タイトルの段階では否定もできない。
 
不安を感じてしまえば、本を開くしかないのだ。
 
恐怖や不安を利用するのは強力なマーケティングである。
 
おみごとです。買いました。
 
 
 
以下、引用と感想
 

 

過剰は不足より罪が重い
 
一文付け加えたい。
 
周りの人にとっては、過剰は不足よりも罪が重い。
 
確かに過剰は何であれ迷惑であるが
 
成長を望む人にとって、過剰は必要なプロセスだ。
 
過剰こそがブレイクスルーの条件のひとつ。
 
削ぎ落とす段階へ移行する権利なのだ。
 
 

 

どうして彼らがいつも奇跡の一発ばかりを狙うのか~(中略)
~彼らは単に怠け者で熱意がないことに気づかされた

 

実力で勝負できないから一発を狙う。
 
一発を狙うという行為自体は、別に良くも悪くもない。
 
簡単なことで実力がないのは悪く、実力があるのは良いことだ。
 
一発狙いがうまくいったのをみて「自分もああするべきなのか」などと迷わないこと。
 
もちろん狙ってもいいし、狙わなくても良いと思う。迷うのは無駄だという話だ。
 
私は一発を狙っている時間がもったいないと感じることが多い。
 
本質は変わらない。
 
実力をつけ続けているか否か、だ。
 

 

だから仕事で自他共に失敗をやらかすと、周囲が落胆する中で私だけは喜々としてその分析に明け暮れたものだ

 

敗因の分析が大好きだ、という著者に、私は大共感だ。
 
仕事でも「いっそ明白に失敗したい」と思うことがある。
 
その仕事の勘所がよくわかりもしないのに失敗したときの予防線らしきものを張りまわすのが大嫌いなのだ。
 
目くらましのような予防線をごちゃごちゃと張っているから、失敗したときに上司も教育しにくいし、本人さえも失敗の原因がぼやけてわからなくなってしまう。
 
素直にスパッとクリアな失敗をすれば、敗因の分析から価値あるものを見つけ出せる。
 
 
 

 

一流のプロは急用が入っても、周囲に迷惑をかけない

メルマガを1周間分、2週間分とストックしているのが当たり前

 

もしものときのために前倒しで原稿を書き溜めておく。

 
もしもがないように高コストでも安全に配慮する。
 
もしもがないように大げさなほど健康に投資する。
 
こういった発想が、プロなのだ。
 
私のように、シェイクしたプロテインを平気で数時間放置して
 
気にせず飲み干してしばらくお腹を壊すような
 
食品の衛生管理という大基本ができていない人間はプロではないということか。
 
 

 

補欠の先輩

 

このフレーズは私の中でベストフレーズ賞受賞だ。
 
「あああ」と顔が歪んでしまうくらいよくわかる。
 
新人に必要以上に絡むのは、お情けで上位グループの末席のようなポジションにいる人間だ。
 
普段からうっすらと認められていない空気をひしひし感じているものだから、新人を見ると自分を抑えられないのだろう。
 
同じ立場ならきっと誰でもそういう心理になるのだ。
 
もちろん上位グループの末席でもそういうことをしない人も全然いる。
 
きっとお情けでなく実力でそこにいるのだろう。
 
とにかく確かなことは
 
上位グループのセンターにいるような人は絶対に必要以上に新人に絡んだりしない
 
ということだ。
 
これは今まで一度たりとも見かけたことがない。
 
センターの新人への声かけはシンプルで短く、かといって無視することはない。そういうものなのだ。
 

 

人生で最大の時間の無駄遣いは、才能がないことにいつまでも執着することだ。

 

あなたの才能を、あなた自身が、かっこ悪いと思っていないか?
 
才能を生かさなければ、あなたの人生は辛いものになる。
 
それどころか
 

才能がないくせに執着していると、自他ともに不幸になる

 

と著者が言うように、周りの人も不幸にしてしまう。
 
自分の才能を認めないのは、突き詰めると精神的に幼いからだ。
 
才能を生かさない人生がどういうものか、まだわかっていないのだ。
 
結局のところ、そんな腹をくくらなくても世の中なんてチョロイと思っているのだ。
 
才能のないジャンルで成功できるほど、世の中は甘くない。
 
それだけは確かだ。
 

 

あらゆる業種業界で結果を出した方法は、
 
そこで働く人たちに睡眠時間を確保してもらったことだ。

 

睡眠は大事だ。

 
私の「睡眠がなぜ大事か」リストに最近追加された項目を紹介する。
 
寝ていないと、調子が良くない本当の原因を見落とす可能性が高まる。
 
調子が悪いとすぐに「あまり寝ていないからな」と考えてしまうということは、
 
他の原因を考えるきっかけを失うということだ。
 
それでは成長機会を失う。
 
「寝てないからなぁ」なんて言い訳を、一切許さないぐらいにたっぷり寝ておくことだ。
 
これぐらいかなと思う時間+1~2時間確保することだ。
 
そうしたらあなたのそのミスやパフォーマンスの低下は睡眠不足のせいなどではないと明確にわかる。
 
すぐに他の原因を探っていく必要性が出てくる。
 
これが重要だ。
 
 

 

 
気づいたことがある。
 
無能な年長者をとりあえず敬っているふりをして とか
 
メールはこちらからで終わりにするかわいげ など
 
なんだか女性的といってもいいような、柔和な記述が本書にはちょこちょこと入ってくる。
 
意外、というか読んででなんだかひっかかる。
 
このひっかかりは、魅力を感じているということなのだろうと思う。
 
3流の分際補欠の先輩 というような強面の(?)フレーズを連発してくる厳しい印象とのギャップがすごい。
 
そこにまた、著者の奥行きのある魅力があるのだ。
 
 
 
千田琢哉氏に感謝
本気で勝ちたい人は やってはいけない

本気で勝ちたい人は やってはいけない

 

 

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