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書評『頭に来てもアホとは戦うな!』 田村耕太郎 朝日新聞出版

田村耕太郎 『頭に来てもアホとは戦うな!』 朝日新聞出版
 

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

 
 
タイトル読解
 
アホと戦って無駄に資源を使うな。
 
コントロールできない他人との戦いは無駄、自分との戦え。
 
という、当たり前の話
 
イライラが一瞬で消える方法は書かれていない。
 
方法にも面白い「切り口」は一切ない。
 
ビジネス書を読んだことがない人なら楽しめるのでは?
 
 
 
感想
 
30万部売れているようだが、
 
ビジネス書の読書体験としてはつまらないと感じる。
 
数字は良タイトルが時代に刺さったがゆえだろう。
 
だが、著者は人として魅力的だろうとも強く思う。
 
 
著者はそもそも「アホ」と猛烈に戦ってしまうような性格である。
 
「アホ」と戦って貴重な資源(時間や体力)を失う人はどういうタイプの人か
 
最初に分析しているが、
 
これはまんま著者の自己分析だろう。
 
 
政界での経験、海外での経験を軸に様々なことを語っているものの
 
結論も論理展開もまるで面白くない。
 
 
ただ、上記の特殊な経験を元に語っているため、カタチにはなっているし
 
本筋ではない部分に面白い部分も大いにある。
 
「切り口」ではなく、そもそも「舞台」が面白いのだ。
 
 
 
これは海外や政界にガンガン出ていって行動を起こしまくって生きている
 
パワフルな著者が書いたエッセイを、ビジネス書風に味付けしたものだ。
 
ビジネス書として読むと評価は低い。
 
 
 
堀江貴文氏が帯を書いているが、このあたりも
 
著者のパワフルな行動力がゆえなのだろうな、と想像してしまう。
 
堀江さんがそんなに高評価するとは私には思えない。
 
 
しかし
 
「仕事のパワーとはこういうもんだぜ!」みたいなメッセージとして感じ取ると
 
シンプルに尊敬してしまう(私の妄想であるが)。
 
 
 
エネルギッシュな本だ。
 
 
 
 
著者を少し調べてみると、この本の著者だ。
世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?

世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?

 

 

これは昔読んだことがある。

 
気づいた時、猛烈に納得した。
 
まさに、この本も同じような読書体験を私にもたらしていたからだ。
 
タイトルが素晴らしく
 
中身はとっちらかっていて
 
著者の実体験として出てくる人物の言動がとても面白い
 
(ちなみに現在ウォーキングマシン上が私のメイン読書場所である。
 
思えば、この種を播いたのは数年前のこの本だった。感謝!)
 
現在こんな感じ 本が乗っているのわかりますか?
そのうち壁の上部にディスプレイを設置して映画を見たいと考えている・・・。

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著者には思考のオリジナリティのような才覚はまったく感じないが
 
なにせ著者の「生きる場所」が面白い。
 
面白い場所に常にいる!
 
その戦略は素晴らしいと思う。素直にそのパワーが羨ましい。
 
本を通じておこぼれを頂いております。
 
 
そして政治家のエッセイを求めている人なら
 
とても楽しめる本なのではないだろうか。