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【書評】『この4つを食べなければ病気にならない』崎谷式パレオ食事法(2013) これはスゴ本!

この4つを食べなければ病気にならない

『この4つを食べなければ病気にならない』崎谷式パレオ食事法

 

 

はじめに

 

Amazonの記録を見ると2016/5に購入して読んだ本です。

ちょっぴり懐かしいです。

当時ものすごく面白読んだ感触は覚えています。

当時の私にとってはかなり新しい考え方で、面食らった記憶があります。


2016年の5月なら、まだ筋トレも始めていない頃ですし、ブログもやってません。


さぁ、すっかり健康オタクと化し、筋トレ・健康において一定の成果を出した今の段階で読むとどう感じるのか?

 

気になって再読です。

 

総括

 

いやぁすごいです。

ここまでハイクオリティに網羅的にまとめている本だったなんて!

今読んでも「おお~!すごいしっかりしてる!」という感想しか出てきませんね。

現代の健康法のバイブル的な本と言っていいのでは。

もうありとあらゆるポイントを抑えている印象です。

 何ならちょっと情報を詰め込みすぎているくらいです。

 これは「教科書」ですね。真面目です。網羅的です。

 読んですぐに内容をコンプリートすることは不可能でしょう。

 取り入れられる所から取り入れて、折に触れては読み返し、アップデートしてゆく。

 そんな使い方が望ましいかと思います。

  

この本はおすすめですね~。ぜひ買って、直接読んでみてください。

 

網羅的な本を内容に踏み込んで解説するのは難しいです。

 同じように網羅的になってしまいますからね。

 この本と、同じく網羅的な健康神本『不老超寿』で、健康に関してはもう十分かもしれませんよ(それは無いが)。

 

 1年経過して、私のレベルもまた当時より上がったことにより、次に記事にしようと思っています!

 先走って宣伝しておきますと、

『この4つを食べなければ病気にならない』で現代の健康を総ざらいして、

不老超寿』で未来の健康を網羅します!

 

現段階では健康ジャンルではこの2つが神本です。

あ、最高の体調を忘れてました。

ぜひぜひ買ってみて読んでみて下さい!どれも推し本ですよ!

 推し本で無い本にはこういう言い方はしてません(笑)

  

ではでは超私的要約と感想を。

 

要約と感想

 

やっぱり納豆はすごい

 

著者は豆類に対してかなり否定的です。

レクチン及びサポニンによるリーキーガットの危険性があるため、デメリットが大きすぎるとのことです。

豆腐もサポニンが多いからアウト、熱を通しても壊れないため煮豆もアウト、と完全否定なのですが、唯一納豆はOKとのこと。

発酵させた場合のみ、サポニンは大幅に減少するそうです。

 

すごいですね。どんな情報源にあたっても、納豆を否定する意見を見たことがありません。

 

あまりに肯定しすぎるのもナニなので、デメリットを調べてみました。

 

食物アレルギー(納豆) | アレルギー科 | 服部皮膚科アレルギー科

こちらのサイトでは、珍しい納豆アレルギーを紹介しています。

これは大豆アレルギーとはまた別物で、なぜかサーファーやダイバーに多いそうです。

クラゲに刺されることによる何らかのアナフィラキシーと考えられています。

面白いですね。

かなり特殊なケースです。

 

あとは・・・

ホリエモンさんを筆頭に「納豆マズイんだよ!」派の意見ばかりです(笑)

それはごもっとも。

臭いがダメな人にはダメでしょう、私は好きですが。

 

どちらにせよ、そもそも食べられない(食べにくい)食品を、食べられるカタチにした発酵技術がすごい、という話ですよ。

 

大豆がすごいというよりは発酵がすごい!

 

というのが納豆に関しての私の意見です。

 何であれ納豆は私もプッシュする食品です。

  

缶詰を全否定していますが、物申す

 

魚の缶詰を(さらっと特に説明もなく)全否定していますが、缶詰はモノを選べば問題ないはずです。

私の購入している缶詰は、原材料「さば、食塩」のものばかりです。

増粘剤も調味料も何もなしです。

本書の視点から言ってもまったく問題ありません。

 

まず、味噌煮などの味付けしたものを避け「水煮」を買います。

シーチキンだったらノンオイルのものを買います。

そして原材料を見て、添加物が無いものを買えば良いです。

  

甘くない話

 

 結局のところ、ある程度から先のレベルにいこうとすると、手間とお金を避けられないのですよね。

神経質になりすぎないほうがいいとはいえ、ちゃんと細かいことも気にしなければある程度のレベルまでしかいけません。

トランスファットや加工食品を避けることに比べればかなり優先度が低いとは言え、

肉にしても飼育法や飼料のクオリティを気にしたりであるとか、魚は養殖より天然がやっぱりいいですし、様々な添加物も気にしたほうが良いのです。

 

「気にしたほうがいい」というよりは、しっかりと「勉強はしたほうがいい」といったほうがいいでしょうか。

神経質にならないほうがいいのは実践レベルでの話で、知識レベルでは細かいことまで学んでおくべきなのです。

それら知識を実際にどのように取り入れるかは臨機応変で構わないのです。

ですが学習はしておかなければいけません。

   

まとめ

 

・神本なので本書を読んで下さい

・大豆がすごいんじゃなくて発酵技術がすごいんだ

・缶詰も選べば神食品

・実践は大雑把に、学習は神経質に