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【超重要】「ボトルネック」という捉え方を理解できると、一気に頭がよくなりますよという話【ドベネックの桶】

【超重要】「ボトルネック」という捉え方を理解できると、一気に頭がよくなりますよという話

どうもサカト(@Sakato0)です。

今回はとある超重要な概念・・・ものごとの捉え方、のお話です。

タイトルのとおり「ボトルネック」という概念になります。

この概念を理解するだけで、当ブログでもたびたび扱うような健康関係のヤヤコシイ話も、一気に理解しやすくなると思います。

「ボトルネック」という捉え方は、それほどに重要で有用です。

ボトルネックとは何か

ボトルネックとは何か。

具体例をひとつだすと「瓶をひっくり返したときに流れ出てくる水の勢いは、瓶の一番細い部分の太さによって決まる」ということです。

ボトルネック - Wikipedia

瓶の首が途中でいくら広くても、最後が絞られていたら結局はそこで水の出るスピードが決まりますよね。

イメージできますでしょうか。

瓶の首以外の部分をどうしようが、「最も細い部分だけで」決まってしまう、というところがポイントです。

ドベネックの桶

私が「ボトルネック」というときにイメージしているのは実は「瓶」ではなく「桶(おけ)」です。

これは「ドベネックの桶」といわれます。

リービッヒの最小律 - Wikipedia

このイメージをぜひ覚えてください!

「桶にどれくらい水がたまるか」は「いちばん低い板が決める」ということです。

これ、物事を理解する際にめちゃくちゃ有用です。

いちばん低い板に気づかない限りは、たとえ他のすべての板を伸ばしても、水の量は一切増えません。

この怖さ、わかるでしょうか。

以下、「ドベネックの桶の一番短い板」のことを「ボトルネック」と呼びます。

ドベネックの桶の罠【この記事で言いたいことはココ!】

人がよくつまずく、間違った考え方のパターンがあります。

それは、

  • いちど解消したボトルネックにいつまでもこだわってしまうこと
  • です。

    「ボトルネックが解消された」ということは、別の角度から見るとこういうことです。

  • ボトルネックが別の板に移った
  • もう、視点を移さないといけないのです。

    抽象的な話になってしまいましたね。

    では具体的な例を出してみましょう。

    「健康レベル」はボトルネックで決まる!

    当ブログらしく、健康で例えましょう。

    一日で30g程度しかタンパク質を摂取してなかった人がいるとすると・・・

    タンパク質不足がボトルネックになっています。

    ここでプロテインを導入すると、それだけでもかなり健康になりますね。

    それだけで筋肉が増え、体重が増え、冷え性が治り、爪や髪がキレイになったかもしれません。

     しかしだからといって、さらに倍のタンパク質を摂取しても、うまくはいきません。

    もうボトルネックは他に移っています。

    腸内環境だったり、ビタミンだったり、水分量だったり。重金属汚染や身体のゆがみかもしれません。

    このとき確かに、「タンパク質摂取がかなりいろんな不調を直した」のは事実です。

    「タンパク質不足が万病の原因である!」と言っても、間違いではないのです。

    しかしだからといって「タンパク質摂取」が唯一神なわけではもちろんありませよね。

    注目してほしいのは、「○○があらゆる不調の原因である!」と、すべてにおいて言うことができるということです。

    水不足だって、ビタミン不足だって、全部言えます。

    「水不足があらゆる病気の原因」「ビタミンの枯渇が現代病の真犯人」「糖質過剰が慢性疾患の犯人」などなど

    あらゆる表現が決して間違いではない。

    しかし真実は、「単にそれがそのときはボトルネックだった」というだけのことです。

    これが「ボトルネックの構造」なのです。

    ボトルネックのあとがき

    イメージできましたでしょうか?

    何のことはない「ぜんぶ大切」という話でしかないのですが、これが深いのです。

    「ボトルネックはどこだ?」という視点が常に大切になります。

    このことがわかっているだけでも「健康のことはわけがわからん!」という状態からは脱することができるのではないかと思います。

    何かで劇的に健康レベルが改善されたとしても、それが唯一の魔法ではないのです。

    ただ、それがボトルネックだったという話にすぎません。

    魔法はないのです。

    あえていうなら、その人のボトルネックを的確に見抜くことができる人が、「魔法使い」ですかね。

    ただその「魔法使い」は、「魔法はない」ことを完全に理解しているわけですが。

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    どうか、よろしくお願い致します。