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【書評】『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?』高城剛 【ドローンが世界を変える】

空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す


『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』ですね。


空飛ぶロボットとはドローンのこと。

黒猫とは、なんとそのまんま、運送業のクロネコヤマトのことです。


未来世界において、

当たり前のように、ドローンがモノの配送で飛び交っている。

そのとき AI の搭載されたドローンは、クロネコヤマトにどんな眼差しを向けるのか?

といった風情でしょうか。


本書のメッセージを要約すると


これからドローンが世界を変える


ですね。

ついこの間、インターネットの普及で世界が一気に変わったように。


多分ほとんどの人は

「え?なんでドローン??」

と思っちゃいますよね。



著者は「インターネットの延長線上にあるドローン」という言葉を使っています。

例えば、ラジコンとして楽しまれているドローンは、オモチャの延長線上でしょうし

空撮に使われているドローンは、カメラの進化したカタチです。


そうではなく、インターネットの網の目の先端にドローンが来るのです。

電脳世界が、現実世界に抜けたと言っているのです。


「え?なんでドローン?」という感想は、ドローンをただのラジコンのすごいやつとして見ているからです。

そうじゃないんです。


ネットの世界の覇者は Google です。

Google が何をもたらしているかといえば「検索」なわけですが、

これはつまりネット上のあらゆるデータをクローラーが収集して、巨大な目録を作っているということ。

これをやっているから、検索が可能なわけです。


著者は、膨れ上がったネットの世界から、ドローンが現実世界に出てくると言っているのです。

ドローンというクローラーが現実世界を検索可能にしていくのです。


私でもイメージできる例を言えば、

今、Google は車から撮影した画像を元に「ストリートビュー」を作っているわけですが、

これをドローンがやるわけです。

車と違ってドローンは空を飛べますから、Googleマップが完全に3D化されるのは想像に難くありません。


また、近年爆発的に進歩している「 AI による画像認識」と組み合わせれば、

既にドローンは「画像データ」ではなく、「それが何か」を認識できるわけです。


「○○町の野良猫の数」なんかの検索は案外簡単にできるのでは無いでしょうか?

ドローンが「猫」を認識できさえすれば、後は大量の小型ドローンが町を飛び回って重複しないように数え上げるだけ。

ジョジョで言うと重ちーのスタンドの空を飛ぶバージョンみたいなイメージでしょうか?


「○○町の野良猫の数」は、今の世界であれば、過去の調査のネット上に存在するデータを検索で調べるという意味ですが、

ドローンが完全にインフラ化した世界なら、「○○町の野良猫の数」と検索をかけた瞬間にドローンが飛び立つのかもしれません。


つまり、今現在の現実世界に検索をかけるということです。


こうなると、もはやドローンがネットを突き破って現実に出てきたように思えます。

きっと著者はそんなイメージを持っているのではないでしょうか。


ドローンが、というよりも

ネットに繋がった人工知能が、PC の中だけではなく現実世界を飛び回る

と考えたほうがイメージしやすいかと思います。


顔が割れている容疑者(あるいは行方不明者など)の捜索は AI ドローンの大得意とすることろでしょう。

深い山だろうが、崖だろうが捜索可能です。

自律的に、自動で捜索できます。

ネットを検索するのではなく、現実を検索します。


現在の Google のように、どこかが「現実の検索シェア」を独占するのでしょうか。


あれこれ想像するのが楽しいですね。


適当に書き散らかしましたが、終わりにします。



スマホが空を飛ぶ


カメラもビデオもマイクもスピーカーも照明もセンサーもGPSもついているスマホ。

要するに、こいつが空を飛ぶということ。


そしてそいつは、現在でもそうですが、ネットに繋がった人工知能であるということ。


未来への手がかりはここに集約できるかなと。


つまるところ、スマホが飛ぶということ。


いろいろと、想像してみましょう。