「トランポリンが健康にいいと聞くけどホント?」
「良いとしたらその理由は?」
「どのように取りいれるべきか知りたい」
という要望に答えます。
この記事を読んだあなたはこんな素敵な感じに。
- トランポリンの、他の運動とは異なる優位性を理解できます
この記事を書く私は筋トレ4年目。かつて 1 年半で 48kg→75kg の大増量とホームジム構築に成功しました。
ミニトランポリン、実は持ってます。健康オタクなので。
この記事では実際にトランポリンを使ってみての感覚を込みで、そのメリットを考察してみようと思います。
トランポリンは健康に効果的か?
まず結論として、健康には良いと言えます。
実験的には、実際は強度がけっこう高いのにあまりそう感じない運動として評価されています。*1
「強度が高いのに低く感じる」ってすなわち「楽して痩せる」ってやつですよね。
ですので何気に「楽して痩せる方法は?」と聞かれたら「トランポリン」と答えるとエビデンス付きの答えということになりますね。
というわけでとりあえず健康には良いで OK です。まぁ運動ですからね。
トランポリン運動の「何が」そんなに良いのか
ではトランポリン運動の「何が」その他の運動と比べてそんなに良いとされているのか。
調べるとどうも海外の書籍がソースになっているようです。キュッとまとめるとだいたいこんな感じ。
- クッション性があるので関節に負担がかからない
- 加速度が上下にかかることでリンパの流れをよくする
- (先述のとおり)主観的に楽で強度の高い運動である
ちょっと見ていきましょう。
トランポリンは関節に負担がかからない
「関節に負担がかからない」はとても良いことですね。
運動に関節の消耗はどうしてもついてくるところですから。
トランポリンじゃなくて、そもそも縄跳びやその場ジャンプではダメなのか?
というと、トランポリンの方がググーッと衝撃を分散させますから、関節に負担がかからないのでより良いわけです。
ちょっと脱線しますが、実は私の持論として「振動は身体にいい」というのがありまして。
ストレッチなどではどうしても自分の習慣化された動作でしか行わないので、偏りが生まれてしまうんですが、
身体を上下に揺すってやったら、勝手にいろんな筋肉やら腱やらが引っ張られて嫌でも刺激になってほぐされる、と考えています。
その振動を簡単に入れられるのが「縄跳び」かなぁと考えた時期がありまして。
そうこう調べているうちにたどり着いたのがトランポリンなんです。
ですので、縄跳びの上位互換的な運動としてトランポリンがあると、私は考えています。
トランポリンはリンパの流れをよくする
ここですね。
トランポリンの評価はここで決まりそうです。
「トランポリンはリンパの流れをよくする」は妥当か否か。調べると学術的なエビデンスらしきものはとりあえず無さそうです。考えるしかなさそう。
いつものとおり、他の方法でリンパは十分に流れないのか?を考えていきます。
前提知識として・・・。
リンパには心臓のようなポンプ役が存在しません。
「各毛細血管→集まってリンパ節→静脈に入る」という勢いのない一方通行です。
調べるとそもそもリンパを流す方法は以下のとおり。
- 筋肉の収縮弛緩による圧力変化
- 呼吸による胸郭の圧力変化
なので、運動や深呼吸などが推奨されているわけです。
ここで、私はひとつ付け加えたいと思います。
それは重力加速度(G)です。
G の変化があれば、リンパの流れが変わりますので流れると見ていいと思います。
重力加速度というとおおげさかもですが、これ要するに体位の変化ですね。
横になるだけでもそこそこ流れると思います。立っている間重力で動けなかったリンパ液が重力から開放されます。
ゴロンと向きを変えればまた逆方向に流れるし。なかなか良さそうです。
少なくともずっと同じ姿勢よりは間違いなく流れるでしょう。
では、もっと激しく重力加速度の向きを変えられないのかと考えますと。
トランポリンになるわけです。
なぜならトランポリンはジャンプの際に、体液が下へ押し付けられるような力が加わり、そこから宙に浮いて、落下時にはまた体液が逆に浮き上がるような力が加わるからです。
まさにシェイクしている状態です。体内に上下の加速度がついてシェイクされます。
これが正しければ、トランポリンはかなり価値があると認められます。
逆立ちが健康に良いとされる理由もこのあたりでしょう。
ただちょっと難しいですね。
他にも体操で宙をグルングルン回ったり、鉄棒で回転しまくったりすればいけるでしょうが・・・。
あとはかなり方向転換の激しいスポーツとかですね。
トランポリンがそれらの代わりになるとすれば、素晴らしい。大いに価値ありです。
トランポリン健康効果のあとがき
というわけで、現時点での私の認識はトランポリンはプラスαが期待できる非常に優秀な有酸素運動だといったところ。
デスクワークの合間に軽く運動したいときや、HIIT の1種目として活用したいところです。
ただ問題は、スペースをかなりとることと、天井が低いとあまり楽しめないこと!
そのあたり、また別記事にしようと思います。
今回はこのへんで。