どうも、サカトです。
先日、このようなツイートをしました。
「水をまめに飲み続ける」というひとつのことをとっても、すぐに忘れちゃってなかなか難しいですよね
— サカト @ 健康オタク (@Sakato0) August 21, 2019
私の場合は「水をこまめに飲むと健康に良いらしい」みたいなざっくりしたイメージしかないと、続きません
勉強して、体が代謝を下げ、老廃物が溜まり、脳血管がドロドロみたいなイメージをつくります
今回はこのツイートを深堀りします。
この記事を書く私、サカト (@Sakato0)は健康オタク。独学での栄養と生活の改革により、生来のアレルギーや無気力を改善してきました。
実践しなければ、知識を得る意味がない
「健康」というものは、生半可な相手ではありません。
勉強せずに自己流でやっていては、いつまでたっても正解にたどり着けません。
かといって、勉強すれば答えが手に入るという類のものでも断じて無いです。
勉強と実践、そして結果の検証をひたすら繰り返し続ける必要があります。
「水をこまめに飲む」という知識を持っているだけでは何の意味もありません。
実践して初めて意味があります。
実践してその難しさを体験し、その効果を検証する。これが必ず必要です。
こういう基本的なことの実践を怠っていては、それ以上の細かな知識をいくら得ても仕方ないですよね。やはり大切なのは実践です。
しかし、これがなかなかできない人が多い。それはなぜなのでしょうか?
抽象化された「知識」には、まだ心を動かす力がない
知識というのは、どうしても「どこか遠くの他人事」のように感じてしまうものです。
脱水によりACTHやコルチゾルなどの分泌が亢進したり、酸化ストレスが増加*1
と言われても、どこか他人事のように感じてしまうのは仕方ありません。
大事なのは、この知識を自分事として引きつけて感じることです。
どうすれば脳が自分事のように感じるかといえば、五感によるイメージをつくることに尽きます。
五感を使ってイメージを作れば、それは脳の無意識にとってもリアルで身近な物事となり、一気に自分事のように引きつけて捉えることができます。
記憶術でもあるじゃないですか。できるだけ五感のすべてをつかってイメージすると、記憶に定着しやすいと言われています。
考えれば当然ですよね。脳にとっては五感で感じられるものが一番リアリティがあるわけですから。知識や言葉のレベルではまだまだ弱いです。
上記の例なら、ちょっと踏み込んで調べると
- だいたいこの辺の脳下垂体ってとこからACTHが分泌されて
- それによって腎臓の上のだいたいこの辺の「副腎」からコルチゾルが分泌されて血流にのって全身へ
- そして筋肉に作用して分解していく
みたいなイメージを膨らますのです(正確じゃない部分もあろうと思いますが・・・)。
「ああ~やめろ!筋肉を分解すなぁ~!」って思いつつ、ゴクリと水を飲むとファっと収まる。
そして水が増えてサラサラの血液が全身を駆け巡る~!みたいなイメージをつくる。
ちょっと調べて、できるだけ現実に即したイメージを、やや大げさにつくってやるといいですね。
このイメージ化をしてやると、その知識でちゃんと心が動くようになります。
こうなると例えば私の場合だと「しばらくトイレに行っていなかったのに、尿の量が少ないな」と気づくと、上記のイメージが湧いてきてすぐにでも水が飲みたくなります。
ちょっとしたことですが、イメージをつくることで知識は本当にモノになります。ぜひやってみてください。
イメージで知識を血肉化のあとがき
『特命リサーチ200X』というテレビ番組を小さいころよく見ていました。
割と不安を煽る感じで病気のことなどを特集していたように覚えています。
この番組で制作された「ムービーの効果音」が個人的に素晴らしいと思っています。
「ギュウンギュウン!」みたいな効果音で、A10神経からドーパミンやらなんやらが分泌されたりしてたのを覚えています。
私は未だにこの感じの効果音で、代謝のイメージをつくったりしてるかもしれません(笑)
まぁなんでも構わないんですが、五感をフルに使うと特に効果的なので、それぞれお気に入りのイメージを作ってみてください!
それでは。