どうも!短眠に挑戦中のサカト(@Sakato0)です。
今回は堀大輔さんの著書『食べない人ほど仕事ができる』の感想記事(その1)です。
特にまとまりなく、私が気に入った部分を引用しつつダラダラ語っていきます。ラジオみたいな感じですかね。
ではいってみましょう。
堀大輔『食べない人ほど仕事ができる』を読んだ感想
自分から食事をとることはほとんどない
私は自分から食事をとることはほとんどありません
さっそく、著者のこの一言。これ、なにげないですがとてもいいフレーズだと思います。
たぶんこういうことです。
- 健康を突き詰めるとがっつりと食事を摂ることにはデメリットが多い(とはいえプロテインやサプリはかなり飲むわけですが)
- しかし食事にはコミュニケーションという重要な役割があり、そのことを大切にしている
- 「食欲」を完全にコントロールすると最後に行きつくスタイルは「自分からは食事をとらない」ことではないかな
みたいなことをおっしゃっているのだと私は読み取りました。また、私も同意見です。
「お酒」なんかは私も完全にこのスタイルでして。「体験」や「コミュニケーション」を優先させる場合以外は現に一滴も飲みません。
「酒欲」を完全にコントロールできているといえると思います(笑)
私も「いやぁぼく自分からは食事とることないんですよねー」的なことを言いたくなった。
いかに食事に時間を費やしているか
総務省「平成23年社会生活基本調査(生活時間に関する結果)」による、1日の食事にかける時間は1時間39分となっています。
「おそらく食事にだいたい毎日1時間40分かけている」という事実は、とりあえず頭の片隅に置いておくといいと思います。あなたは長期的な目線で、本当にやりたいことを日々どれくらいやれていますか?
実際、人によってはここに買い物や洗い物・ゴミ捨てなどが含まれてきますし、遠くに外食に出る人は移動時間がかかって、もっと多くの時間を費やしています。
もちろんこれは「人生の優先順位をどこに置くか?」という問題なのですが、私の場合は「かなり無駄な時間」に感じます。正直。
食事はもちろん美味しいし楽しいのですが、「感覚的に美味しいのは最初の数口だけ」だと感じますし、楽しいのは食事どうこうよりむしろ「気の合う友人との会話」の方だったりします。食事は必ずしも必須なものではないのです。
少なくとも、食欲のコントロールができれば間違いなく自由時間が増えますね。
というかぶっちゃけ、もっともっと仕事や勉強がしたいです。私の場合は(笑)食事の時間がもったいない。
嘘でビジネスする精神力
嘘にまみれた本を書き、ビジネスをするのは、私の精神力では不可能であることをどうかお察しください
ここも好きですね(笑)
そりゃ、そうです。
間違いはあったとしても、嘘をつき続けながらのビジネスはしんどすぎます。
しかもこんな各方面にいろいろ言われそうなコンテンツの本を出しまくってて、内容が自分で信じてないような嘘だったらサイコです。
せめて嘘なんだったら、誰にでも簡単に受け入れられて、また尊敬もされるようなこと書くでしょw
果物は最初に食べる
実際の野生世界を観察すれば、果物はどう考えても初めに食べるべきです
これもなんとなく、同意です。
果物はちょいちょいっと食べて、速やかに消化されるべきものだと思っています。なので基本的に空腹時、強いていうなら食前?
私自身、ブログなどで何度か「果糖の害」については書きましたが・・・。
正直、「運動さえしていれば」「ちょいちょい」果物を食べるのは健康に良いと思っています。
バナナやメロン、イチゴ、パイナップルなど、100gあたりに含まれる果糖の量はせいぜい2g程度 *1
ですから、常識的な量ならまず食べて問題はない。むしろ各種ポリフェノール等による抗酸化・健康効果のほうがはるかに強いと思われます。
それに対して、果糖ぶどう糖液糖などの入ったジュースを飲んだら即座に数十グラムとかの大量の果糖が入ります・・・。
しかも、果物摂取が筋トレ後とかだったら・・・グリコーゲンが消費されているので、むしろ速やかにグリコーゲンを回復させてくれるメリットまであるのではないでしょうか?
フルクトースは、グルコースに比べ開環率が高く(約10倍も糖化反応に使われやすいため[10])、生体への毒性はグルコースよりも遥かに高い。この毒性を早く消す目的で、肝臓はグルコースよりもフルクトースを優先的に処理する[20]。 フルクトースは、小腸から吸収されると、一定量までは速やかに小腸でグルコースに変換されて、門脈に入る[21]。グルコースに変換されなかったフルクトースは、門脈から肝臓に達し、肝細胞に入るとグルコースよりも速やかにフルクトキナーゼによりリン酸化されてフルクトース-1-リン酸を生成し、フルクトース-1,6-ビスリン酸を経て解糖系に入り、ピルビン酸を生成する。 *2
野生世界を想像すると、「獲物を狩るまでのつなぎのエネルギーが果物だった」ようにしか、私にはイメージできません。
獲物を探したり、追いかけたりしつつ、途中途中で手に入る果物を食べてエネルギーを保つ・・・。明らかに運動と果物摂取はセットになっていたはず。
食後にデザートとして果物をとっておく、ってことはまずなかったでしょう。
若さを保つ「少食」
若さを保つための方法として、少食であること以上に簡単なものはありません
とのこと。そんな気はしますね。ただし私はプロテインは飲みます(笑)
オイオイ野生生活してる人間はプロテイン飲まねーだろ!都合のいいところだけ「野生」を持ち出してくるんじゃねーよ!
とか言われそうですが・・・。
いい機会なので、ちょっとこのへんのことをここで整理しとこうと思います。
都合のいいとこだけ「野生」を持ち出してきてないか問題
「野生動物のころはこうだった」という推論は現代人にとっても非ッ常に有効だと考えています。
ただ、これが有効なのは「だから○○はやめておいたほうがいい」というレベルまでです。
「不健康やマイナスが大きいからそれはやめとけ」という段階で有効で、「現代に合わせた・目的達成のための・さらなる健康レベルを獲得する」というレベルでは有効とは限りません。
なぜなら生物の進化は「生き延びる」ことが至上命題(次に繁殖)であって、「ムキムキマッチョになりたい」とか「つるつるの肌でスリムでセクシーなくびれが欲しい」とか、「常にやる気にあふれた活気のある状態を保ちたい」とか、そういう現代人の願いなど知ったことではないからです。
あくまで「生き延びる」ことに特化しています。
ですから「美味しいものを際限なく食べたい」という現代的なニーズに対しては、「いや、野生ではそんなに食べない。それでは脂肪を溜め込みすぎてヤバイからやめとけ」と言えます。
しかし、「筋肉を増やしたい」に対しては「タンパク質とってウエイトトレしろ」で正解です。不自然ですが現代的な回答です。
「野生にプロテインなんてなかった」とか「そんな頻繁にタンパク質を摂取していたはずがない」とかは、関係ありません。
現代的なニーズに対して、現代的な栄養の答えがあるのは当然であって、都合のいいときだけ野生を引き合いに出しているのではありません。
例えばパレオダイエットは原点回帰的な方法論で、また非常に健康に有効(普通の食生活がひどすぎて)だとは思いますが、原点回帰だけでは現代的なニーズに答えきれません。
例えばサプリでビタミンCを大量に摂取したりせず、あくまで自然に手に入ったようなものにこだわっても無意味だと考えます(レモンとか?)。環境は変わっていきますから、かつてのビタミンCと現代のビタミンCではそれが持つ「意味」が違ってきます。
過去に「答え」を求めるとパレオ的な発想になりますが、そもそも「答え」を探している時点で不適です。
それより「これからどうなりたいのか」です。
誰かが「世界一ムキムキになりたい」と願ったときにはじめて、「栄養の再定義」が始まった。そんな感じです。過去は有効とはいえ参考にしかなりません。
と、考えていますので、私はメガビタミン派ですし、サプリも使いまくりです。リアルフードに特にこだわりません(笑)
野生世界ではそんなに大量に栄養をとっていたわけがない
とか、そんなことは関係ないのです。
なんとなく伝わってますかね。
人体の仕組みの基本ラインは野生世界の設計のままですから、大部分はそこに沿うことになります。が、そこから先があるということです。
そしてそこから先に共通の答えのようなものはありません。それぞれが「どうでありたいのか」ですから。
ですので、割と少食ですがプロテインを飲みまくるしサプリも飲みまくります。バルクアップ期にはずっと食べたりもします。よろしくおねがいします。
堀大輔『食べない人ほど仕事ができる』を読んだ感想(その1)のあとがき
(その1)で終わる可能性もありつつ・・・。もう長いので終わりにします。
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