どうもサカト@バイオハッカーです。
香川県の複業アラサー社長で、100種類のサプリを飲むバイオハッカー。
ミッションは「この世の全ての不調を消し去る」ことです。
普段はTwitter・メルマガ・ブログ・ツイキャス配信・LINEコンサル・パーソナル指導をやっています。
今回は『プロテインバーの品質は?あまり信用できないかも』というタイトルでお送りします。
みなさんはプロテインバーはよく利用しますか?
もし無批判的に「プロテインバーの方が美味しいし手軽だし最高じゃん!」と考えているのでしたら、ちょっと一考の余地があるかもしれません。
プロテインバーの品質は?信用できる?
先日、「プロテインバーとか、あまり信用していない」というツイートをしました。
”「タンパク質は健康にいい」という極端な単純化のせいで、加工食品メーカーは低品質のグルテンや大豆などを商品に詰め込めるようになった ”
— サカト @ バイオハッカー アンチエイジングと長寿命 (@Sakato0) October 19, 2020
あ、ここ大事です。
僕はこの発想で「高タンパク加工食品」みたいなのはとりあえず信用してない。
プロテインバーとか、そういうの。
”「タンパク質は健康にいい」という極端な単純化のせいで、加工食品メーカーは低品質のグルテンや大豆などを商品に詰め込めるようになった ”
あ、ここ大事です。
僕はこの発想で「高タンパク加工食品」みたいなのはとりあえず信用してない。
プロテインバーとか、そういうの。
引用元はこの「バターコーヒー」で有名なデイブアスプリーの書籍です。
>> 『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』 | Amazon
ちなみにこの本はいまだにオススメできます。
有名でけっこう売れたみたいですが、誰も内容を理解できていない印象です。
この本をしっかりと読み込めば私のブログの何割かの知識も不要になるかも?っていう勢い。
斜に構えないで読んでおいて損はないですよ(笑)
今回はそちらのツイートについて、もう少し深く説明します。
「システムに殺されない個人」のサポートをするのが私のミッションです。
今回はディフェンスの練習問題ですね。
一緒に考えていきましょう。
タンパク質ブーム
「タンパク質は健康にいい」という極端な単純化のせいで、加工食品メーカーは低品質のグルテンや大豆などを商品に詰め込めるようになった
これはアメリカの話なのですが、日本でも「タンパク質が大事!」という認識がかなり浸透してきました。
それ自体は間違いなく進歩ですね。タンパク質は大切です。
「タンパク質ブーム」のようになってきました。
それで品質の良いプロテインがたくさん売れて普及するようになれば素晴らしいのですが…必ずルール内ギリギリを狙うような商品が出てきます。
高タンパク質含有の○○、みたいなやつですね。
高タンパク含有○○
わかりやすい形は「プロテインバー」です。これはいわば高タンパク質含有の「お菓子」です。
これ、普通にプロテインだった場合「どんなタンパク質か」というのが焦点になってて、「豊富なBCAA!」とか「グラスフェッドの!」とかいろいろ書かれ てます。
が、プロテインバーのことになると突然「なんとタンパク質も入ってます!」で終わりになる。
「お菓子なのに高タンパク!」だけでセールスに十分なるんですね。これは文脈の違いです。
プロテインそのものを買おうとする層は意識が高いですし、「どのプロテインを買おうか?」という視点で探します。
しかしプロテインバーや「高タンパク含有パン」みたいなものだと、比べられる相手はジャンクフードですから、評価がものすごく甘くなるんですよね。
「高タンパクだってー!体にいいじゃーん」で終わりです。
オタサーの姫戦略みたいなものですね(?)
なので、こういったものに含まれるタンパクは、コスト削減のために低品質である可能性が高いと考えられます。
その市場では低品質にしても問題ないのです。
まさにマジシャンにトリックと関係ないところに目線を誘導されているような状態です。
まず意識することはできません。
高タンパク?視点を変えただけでしょ
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というか笑ってしまうのですが、ひどいものだと糖質や脂質も両方ともすごく高いプロテインバーが「高タンパク!」として普通に売られています。
ただのお菓子やん!っていうPFCのものも普通に見られます。
けど、そもそもPFCを見たことがない人が大半なのです。
「そうなんだー」で終わりですね。
これは牛乳を「高タンパクドリンク!」って言っているようなものです。視点を変えただけ。うまいよね。
いや当たり前だろそれは、という話なんですけどね。
知ってますか?パスタってかなり高タンパクなものなんですけど、それはパスタに含まれる悪名高い「グルテン」がタンパク質だからです。
「高タンパクパスタ!」としてグルテンが売られる日は近い(すでにそうなってるかな?)。
そもそもプロテインの価値は「良品質なタンパク質だけが含まれる」ところにあったはずなのですが…
資本主義システムの機能不全。どうしようもない。
プロテインを売るのは、言ってもハードルが高いのです。
売る側の発想としては今まで食べていたような食品に「タンパク質を含有させる」というものが、確かに正解かもしれません。
消費者側が生活パターンを変える必要なく、今までよりもグレードアップできたと錯覚できます。
マーケットの答えがそうなのであれば、売る側は必ずそちらに旗を振ります。
これはシステムの機能不全です。どうしようも無いですね。
システムに殺されないための練習問題でした
今回は実はそう目くじらを立てるほどのことでもないのですが…「個人がシステムに殺されない」ための練習です。
別に食べていいんですよ?プロテインバーくらい(笑)
ただ、「わかった上で」食べるようになればあなたもバイオハッカーの端くれです(?)
ぜひ見抜けるようになって欲しいものです。
というか「本を読む」ことは多角的な視点を養うための最も簡単で誰にでも開かれた超優秀な方法です。
自分のことだけでなく、あなたの身近な大切な人を守るためにも、たくさん本を読んで情報にアンテナを貼っておきましょう。
後悔しないためにも。