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生ハチミツ(ローハニー)の効果は?私の身体に起こった変化をまとめる【仮説の解説つき】

生ハチミツ(ローハニー)で私の身体に起こった変化をまとめる【仮説の解説つき】

どうもサカトです。

今回は「生ハチミツ」について。

ある程度、人体実験の結果が出てきたので、ここでまとめておこうと思います。

生ハチミツの効果とは?私に身体に起きた変化まとめ

まず前提知識として、私は外傷により併発した「緑内障」により左目を失明しています。

右目の視力はめちゃめちゃ良いんですけどね。

この怪我による緑内障は、普通のよくある緑内障とはちょっと違いまして、眼圧のコントロールができていません。

ですので失明しても終わりではなく、痛いんですね。

痛くなる条件はある程度はわかっていますが、なかなかに困らされている問題なのです。

隻眼になると生活がどうなるか、は昔ブログ記事を書いていますのでご興味があればご一読ください👇

www.sakato0927.com

ケトジェニックダイエットで悪化した眼痛【糖の関与】

さて、この「眼痛」にそこそこ悩まされているわけですが、

最も頻繁に痛くなるのは「横になったとき」です。

ひどいときは寝ている最中に激痛で涙をボロボロ流しながら起きることも。

あるときひとつ重要な気づきがありまして。

「ケトジェニック中は、眼痛が特に酷くなる!」

明らかに、ケト中は眼痛の頻度が増えていたのです。

ケトジェニックダイエットでは、糖質をほとんどカットします。

ですので、「糖」が「眼痛」に関与しているだろうことがわかったわけです。

生ハチミツ(ローハニー)が眼痛に効いていることを発見

ここで、デイブ・アスプリーの書籍で「寝る前に生ハチミツ」を知ります。

>> シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 | Amazon

ここの文脈では別に「眼」の話という訳ではないのでそのつもりではなかったのですが、試しているうちに「しばらく眼が痛くなっていない」ことに気づいたのです。

「眼の細胞は糖を好む」ことは知識としては知っていましたので「なるほど糖も大切だなぁ」とそのときは考えました。

ある程度は糖を取らないと、こんな問題になることがあるのだなぁと。

しかしケトジェニック終了後のグルコ(普通に糖を食べる食事)で、意外な体感が出てきたのです。

糖を摂取していれば眼痛は出ない?

そこでいくと糖を摂取していれば眼痛は出にくいはずです。

ですので、グルコに戻せばほとんど眼は痛くならないだろうと考えました。

グルコの時期は糖をたくさんとるワケですから、「寝る前ローハニー」は不要だろうと思って摂取していませんでした。

すると意外にも、あまり眼の調子がよくないのです。

日中は糖を摂取しているにも関わらず、です。

「ローハニーなしのケトジェニック」のときに比べればはるかに眼痛は少ないのですが、それでも眼の調子が絶好調とはとても言えませんでした。

つまり、糖を摂取していても眼痛は「出る」のです。

再びローハニー

上記ツイートにあるように、ちょっと戸惑いつつ…通常の糖質の食事をしつつさらに「寝る前ローハニー」も重ねてみました。

すると、眼痛がまた綺麗に消えたのですね。

「糖も影響しているが、それ以上にローハニーに力があるらしい」ということが見えてきた訳です。

普通のハチミツだとどうなのか??

そうすると今度はフォロワーさんからこんな質問が。

「生」ハチミツではなく普通のハチミツではどうなのか?と。

言われてみれば、確かに気になるところです!

早速、実験してみました。

眼痛がきたところで、普通のハチミツを舐めてみました。

しばらく様子を見ましたが、どうにもすっきりと完全に痛みが引くという感じに至らず。

しばらくあけてからローハニーを舐めてみると…やはり!

綺麗に痛みが消えるのですよね。

つまり、私の左目の痛みに関しては

断糖 < 一般的な糖(=普通のハチミツ) <<(超えられない壁)<< ローハニー

ということになっているようなのです。

ローハニーの作用機序は?

さて、ではこれはどういう理由によるものなのでしょうか。

それなりに考えてみましょう。

他組織は基本的に肝臓グリコーゲンしか利用できない

グリコーゲンといえば、肝臓グリコーゲン・筋肉グリコーゲンです(脳グリコーゲンなどもあるようですが)。

この中で最も量が多いのは筋肉グリコーゲンです。

が、基本的に筋肉グリコーゲンは筋肉でしか利用できません。

これは血糖を上げるホルモンの1番手である「グルカゴン」の作用を見ればわかります。

wiki の『グルカゴン』によると

筋肉ではグリコーゲンの分解は促進しない(筋肉細胞には「グルカゴン受容体」( Glucagon Receptor )が無い)

とあります。

言い換えますと、脳や眼などの各組織は「外部から糖が入ってこないけども糖が欲しい」というときには「肝臓頼り」だということです。

(乳酸となって各組織に配られる、という話は無視します)

ハチミツは肝臓グリコーゲンを補充するのにとても優れている

そして、ハチミツには「果糖」がたいへん多く含まれます。

こちらのサイトによりますと、ハチミツの5割は果糖なのだそうです。

この果糖はグルコースとは受容体が異なり、基本的に肝臓においてしか代謝されません。

つまり、肝臓グリコーゲンを補充するのに非常に有用なのです。

インスリンはグルコースを細胞に取り込むホルモンですが、このインスリンには作用する順序があり、肝臓は筋肉の次になります。

果糖はそういった影響を受けずに肝臓グリコーゲンをダイレクトに補充することができます。

そのことが「ハチミツの効用」の一部を担っているのかもしれません。

思っているよりグルコースの肝臓グリコーゲン補充能力は低いのかも

そして普通に糖を摂取しているだけでは私の眼痛対策は不十分であることを踏まえますと

「思っているよりグルコースの肝臓グリコーゲン補充能力は低い」の、かも、しれません。

その可能性も考えられると思います。

なぜか「生」ハチミツである必要がある…らしい

そして「生ハチミツ」であることの重要性です。

ハチミツ界隈(?)ではローハニーでなければならないの半ば常識のようで

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでもそのように言われているようです。

ここから考えると上記の果糖だけでは説明できませんので、全く別の作用機序により効果が発揮されていることもあり得ます。

ここの検討を始めるとキリがないので、これくらいにしておきますが。

おわりに

ちなみに私が食べているローハニーはコチラです

ちなみに私が食べているローハニーはコチラです👇

教えてくださった @whiteblacktime さん、ありがとうございました、バッチリです。

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これは私の特殊な眼痛の話なので、みなさまにとってどこまでお役にたつかはわかりません。

ですが、きっと何かと良い効果があることは予測できますので、具体的な利用法も書いておきますね。

  • 必ず生ハチミツを食べること
  • お湯に溶かしたりしないこと
  • 出来るだけ空腹時に、ハチミツ単独で食べること
  • ケトジェニック中なら就寝前に15g 以下に限定すること
  • 金属のスプーンは使わないこと
  • アレルギー等でピリピリしたりしないか気をつけること
  • とはいえ食べ過ぎないことw

関連書籍も紹介しておきます。

>> 自然治癒はハチミツから ハニー・フルクトースの実力 | Amazon

理論面と実践面で非常に詳しくハチミツのことが書かれています。

実は著者の考え方自体には賛同できない部分も多いのですが、それは置いといて、私もとても勉強になりました。

とても良い本ですので、興味を持たれましたらぜひご一読ください。

ともかく、私の生活にローハニーは欠かせない存在になってしまいました。

私のこの経験が何かあなたの参考になれば幸いです。

それではまた。

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サカトの 有料note はこちらにまとめてあります。

https://note.com/sakato0927

「体重を増やす方法」

「慢性下痢対策」

「花粉症対策」

「無気力対策」など

かなり気合を入れて書いていますので、よかったら覗いてみてください!

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