さかとの成長あるのみ!

地方在住アラサー男2代目社長兼 筋トレ健康オタクSakatoによる雑記雑食ブログ

ホンマでっかTVの脳科学者・澤口俊之先生の本を読んでみたよ【書評】

ホンマでっかTV でおなじみの『澤口俊之』先生はご存知ですか?


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出典 www.zyuken.net


かなり強烈なキャラクターでスタジオをかき回している澤口先生。

彼のことを知っている人は少なくないでしょう。


澤口先生は脳科学者であり、著書も多数です。

しかし、彼の本を読んだことがある方はごくごく少数でしょう。


彼のことが気になっている視聴者の方もたくさんおられるでしょうし、

せっかくなので私の本棚から先生の本をひっぱり出しちゃいます。



脳を鍛えれば仕事はうまくいく

脳を鍛えれば仕事はうまくいく



久しぶりに読み返してみて、書評記事にしたいと思います。




なんか変な感じ


読後感としては、

TVと一緒で(?)やっぱりなんか、ちょっと変です(笑)


うまく言えませんが、先生なりに一般人に合わせて書いている感じで、

その「合わせ方」がまたけっこうズレていると言いますか・・・。


前半はなんかずっと、いまいち何が言いたいのかわからないことを言っているというのが、

正直なところ私の印象です。


いわば現代の科学論文の紹介


面白かったのは本の後半ですね。

有酸素運動推し


彼は「IQ(知能指数)」や「EQ(情動指数)」ならぬ「HQ(人間性知能)」という概念を提唱していまして、

その HQ 向上法の最大のものは

有酸素運動

だと言うんですね。


加齢にともなって萎縮していく脳を、有酸素運動で改善することができるとおっしゃっています。


脳トレよりも有酸素です。


脳の萎縮の最大の要因は、結局のところ単純に血流量の低下なのだそうで、

運動でガツンと血流をよくしてあげるのが一番なんですね。

ポリフェノール推し


あとダークチョコレートや緑茶を推しています。

このあたり、論文マニアのパレオさんなんかと意見が一致していまして、

なにか同じバックグラウンドが垣間見えておもしろいですね(もちろん科学論文ですよね)。


さらにはビタミンDを推していたりして、私なんかは

「わーパレオさんだなー」

なんて思っちゃうわけです(当たり前ですが)。

亜鉛推し


で、その中でひとつ「おや?」と思ったものがありまして。

それがレプチンです。

レプチンが大切!とはあまり聞いたことなかったなぁと思って読んでみると

レプチンは栄養素ではなくてホルモンで、認知症の予防に重要らしいと。

で、このレプチンを増やすためには亜鉛と銅が重要だ、という話で

結局定番の 亜鉛 の話だったわけです。

書の評


う~ん・・・

いろいろ書こうとしてみたものの、

はっきり言って、私にとってはつまんない本ですね。


澤口先生のおそらくすごく学術的に精確な言い回しは興味深かったですけども、

知識系のことは大体どこかで聞いたことでしたし。

何より著者の姿が読んでてもうまく見えてこないと言いますか。


澤口先生のぶっとびエピソードなんかを混ぜて欲しかったですね、個人的には。

先生くらいの人なら普通のエピソードでも一般人からしたらおもしろいはずなのに。

著者の姿が見えてくると、同じこと書いてても一気に面白くなったりしますからねぇ!

あまりにもその辺りが見えなかった。


テレビで知ってる人だったから、色々イメージしながら読めましたが、

「ホンマでっか」での澤口先生を見てなかったら、なおさらつまらなかったでしょうね。


私にとっては

「なるほど。澤口先生もそうおっしゃってるんだなぁ」

以上のものはなかったです。


私は、ぶっちゃけコケてると思いますね!この本!

「ホンマでっかTV」がブレイクした後に出ている本ですし、

出版社がそこにうまく便乗してビジネス書として売ろうとしたのが失敗した本という感じでしょうか?


澤口先生は大好きですけどね!(笑)


『 HQ論 』はいずれ読んでみたい本の一つです。


HQ論:人間性の脳科学―精神の生物学本論

HQ論:人間性の脳科学―精神の生物学本論


そういえば思い出した先生とのファーストコンタクト


なにせ私にとって澤口先生は、私の人生を変えた本


唯脳論 (ちくま学芸文庫)

唯脳論 (ちくま学芸文庫)


養老孟司先生の唯脳論のあとがき(解説だったかな?)を受け持っていた人ですから。

あのあとがきが私の先生との最初の出会いです。


懐かしいです。

最初テレビに出てきたときはびっくりしました(笑)

改めてあの番組はすごい。


ついでなので推しておきますが、『唯脳論』は世界の見方を変えてくれる本です。

ちょっと難しいかもですが、神本なのはまちがいなしです。

興味を持たれた方はぜひぜひ。