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タイムリリース・サプリメントの体感の悪さの理由は【下痢してしまう理由】

タイムリリース・サプリメントの体感の悪さの理由は【下痢してしまう理由】

どうもサカト@バイオハッカーです。

香川県の複業アラサー社長で、100種類のサプリを飲むバイオハッカー。

ミッションは「この世の全ての不調を解決する」ことです。

普段はTwitter・メルマガ・ブログ・ツイキャス配信・LINE健康コンサル・パーソナル指導をやっています。

今回は『タイムリリース』のサプリメントについて。

みなさん「タイムリリース」のサプリメントって利用してますかね?

「少しづつ溶け出して長く効果が続く」と言う触れ込みのサプリメント。

利用しているって方、なんか体感が悪かったりしませんか?

この記事ではタイムリリースサプリメントの私の考え方を書きつつ、実際にどう対策していくのか?をお伝えします。

この記事を読めばあなたのサプリメント選びの「迷い」が、ひとつ解消される…かも。

タイムリリース・サプリメントの体感の悪さの理由

タイムリリース・サプリメントの体感の悪さ

以下のツイートを深掘りします。

腸溶性だと逆に、胃で分散してないから

腸で溶け出してその部分で高浸透圧を作っちゃうってことか

すでに溶けたものと錠剤のまま腸に入ってくるの違い

タイムリリース体感的に大っ嫌いだから一切使ってないんだけど、理屈がわかった、かも

浸透圧性の下痢

サプリメントを摂取する時は「浸透圧性の下痢」に配慮することが大切です。

「浸透圧性の下痢」とは腸内で高い浸透圧が生まれることによって起こる、洪水状況のこと。

腸が水で溢れてしまうことによる下痢のことです。

この記事ではそれだけ理解してくれていれば十分ですが、もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら下記noteを読むと完全に理解できます。ここではスルーでOKです。

>> 慢性下痢を克服するnote【下痢体質への最終解答】 | note

吸収の速いサプリに注意

さて、吸収が早い分子の小さなサプリは高い浸透圧を作りやすいため要注意です。

その場合は、食後に飲むことで吸収を遅らせたり、ちまちま飲むことで対処します。

食後に飲めば他の食物と混ざりますし、ちまちま飲めば量が少ないので高い浸透圧が作られません。

そういった吸収の速いサプリメントは排泄されるのも早く、効き目が長くは持続しません。

そして『タイムリリース』のサプリメントは、ゆっくり吸収されることで効き目を持続させます。

ということは浸透圧性の下痢になりにくいし、効き目も持続しやすい。

良いことばかりのサプリのはずなのです。

ちなみにどんな成分でタイムリリースが作られているのかを見てみると…こんな感じでした。👇

とあるタイムリリースサプリの添加物

「マイクロクリスタリンセルロース」「メチルセルロース」「ステアリン酸」「二酸化ケイ素」「グリセリン」とか…いろいろ使われているみたいですね。

『タイムリリースだからと言って、下痢を起こしにくいとは言っていない』

ということはですよ。

「ゆっくり吸収される」と言われると、下痢しにくいと思うじゃないですか。

ところがどうもそうじゃないらしいんですよね。

私自身、タイムリリースサプリはどう〜にも体感が悪かったのですが(どう悪いと言われてもイマイチはっきりしませんけども)

Twitter で以下のような意見を見かけました。

タイムリリースは下痢をする

タイムリリースサプリで下痢になってしまう方が一定数いらっしゃるようです。

私の体感の悪さもこの辺りに起因しそうですね。

これは、一体どういうことなのでしょう?

「局所的な」高浸透圧を作ってしまっているのではないか?

繰り返しますが、ゆっくり消化吸収されるなら浸透圧性の下痢にはなりにくいだろうと思うところです。

ところがそうではなさそうですね。

タイムリリースでは「ない」場合は、サプリが胃で溶け出して成分が胃酸やら食物やらに分散された後に腸に入ります。

しかし腸で溶け始める加工がされたタイムリリースの錠剤だと、錠剤の形のまま腸に入っていると考えられます。

私の予想ということになってしまいますが、胃よりもはるかに長い腸で錠剤が溶け始めると

その錠剤の周りで非常に濃い(つまり浸透圧の高い)溶液ができてしまうのではないでしょうか。

それによって錠剤の周りに部分的に水が引き込まれてしまい、下痢に繋がっているのではないか。

たくさんの水と一緒に飲んだりちまちま飲んだりするアプローチが、タイムリリースの場合はあまり有効ではないのかもしれません。

つまり腸に入る前に胃で成分を十分に分散させておくことが、重要なのかもしれないという仮説です。

分散されていたら、浸透圧は高くありません。

腸で水を引き込むこともないはずなのです。

タイムリリース効果は自分で作り出そう

タイムリリース効果は自分で作り出そう

という訳でタイムリリースサプリは不要、というのが私の考えです。

以上、ツイートに触発されて考えた私の仮説にすぎませんが、公開させていただきました。

もちろん「タイムリリース」と一口に言ってもその手法は様々でしょうから一概には言えませんが、私のタイムリリースサプリの体感の悪さを説明するひとつの理屈として、頭に入れておこうと思います。

例えばどんなサプリであっても「脂と一緒に摂取」すれば、胃での滞留時間を伸ばすことができます。

要するに食後に飲めば良いのです。

「タイムリリース効果は、そういうやり方で十分なのではないかな?」と考えています。

ぜひ参考にしてください。

それではまた。