さかとの成長あるのみ!

地方在住アラサー男2代目社長兼 筋トレ健康オタクSakatoによる雑記雑食ブログ

なぜクギが「効く」のか?【クギがモノをどういう力で固定しているか、答えられますか?】

「なぜクギがモノを固定できるのか」がわからない方に、私なりにお答えします。

そもそも「クギがどうして効くのか」なんてことを疑問に思わない人は読む必要はありません。

「そういったこと」が気になる、という珍しい方は読み進めてもいいのかもしれません。


私は建設業の現場作業を数年間経験しています。

元々、理系で数学・物理と音楽が得意な私は抽象的な思考が得意でしたが、

現場で求められる能力はそれとはまったく異なり、最初は何かと苦労しました。


ここではそんな私が現場で感じた様々なトンチンカンな疑問(おそらく職人さんは考えないであろう疑問)を思い出しながら、

当時の私の頭の中を振り返っていこうと思います。

最初に言っておきますが、私の脳内は結構パッパラパーですのでそのつもりでお願いします。


第一弾は「クギ」です。


「コンパネの2枚打ちつくりよけ」

渡されたものは金づちとクギです。

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「コンパネの2枚打ち」とは、コンパネという板に桟木という木の角材をクギで打ち付けて補強したものです。

まぁまず思いましたよね。

コントロールパネルの2枚打ち・・・?

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まぁ、んなわけもなく。



で、次に思いました。

クギが効く意味がわからない、と。


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皆さんは、「どんな力で」クギが効いているのかわかりますか?

クギを前に押し付ける力がかかっているわけではないのに、なんでモノを固定できるんですかね?


例えば「押しピン」もそうです。

なんで、どんな力で、紙を壁に固定できるんでしょうか?

紙を壁に押し付ける力が加わっているわけでもないのに・・・。


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私の中ではこんな感じで、穴だけ開けてすっぽ抜けるイメージしか出てこなかったんです・・・。

なんで、そうはならないんだろう・・・?

変な考え方ですかね??

でも、後にわかったのですが実はこのイメージ、あながち間違いではないのです。

クギはネジに比べて引張りに弱いです。

引っこ抜く力に弱い。

だから本気の締結にはクギではなくネジを使います。

コンパネは型枠といってコンクリートを打つための仮の板ですから、簡易なクギを使うことが多いのです。


で、それは置いておいてなんですっぽ抜けないか。


答えをいうと、クギは強い力で木を押し広げて進んでいき、その分クギが木に締め付けられるから、抜けないんです。

つまり木がクギを締め付ける力で、クギはすっぽ抜けずに固定されているのです。

締め付けなんです。

強い締め付けによる木とクギの摩擦力です。


ネジとは全然違うシステムで固定されているわけですね。

ですから、ある程度柔らかくある程度固い「木材」がクギを打つのに向いているわけです。

鉄のように固いものにはクギが通りませんし、穴を開けてクギを入れても締め付けられませんので固定できません。

例えば発泡スチロールのようなものにクギを打っても、締め付ける力が弱すぎて固定されません。

木材はちょうどいい硬さと反発力を持っているわけですね。


つまり、もしクギを抜いたら、その穴はクギの直径より小さい穴のはずです。

でなければ締付け力が発生しないわけですからね。


と、いうようなことをクギを打ちながら延々考えておりました。

だからクギ打ちがなかなか上達しないんですね?(笑)

先輩方、失礼しました。

だって誰も私が納得いくように説明してくれないんですも~ん。


まとめ

Q.なぜクギが効くのか?

A.クギが押しのけた材がクギを締め付けるから


です。

納得できました?

ちなみに押し広げる力が強すぎると木が割れます。

割れると、クギはもう効きませんね。