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【書評】深呼吸は体に悪い!? トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法 パトリック・マキューン【感想】

トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法

トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法のオリジナル要約です。

 

「息が上がっていないフリで強がろう」

深呼吸は体に悪い!

この文句が強烈にひっかかった。

どういう理由が書かれているか、これはどういうことか、私なりに解説する。

Q なぜ深呼吸が体に悪いのか

A 大きな呼吸は、体の二酸化炭素を減らしすぎるから

Q 二酸化炭素を排出するのはいいことだと思うが、なぜ二酸化炭素が減ると問題なのか

A 肉体が活用できる酸素の量は、どれだけ酸素を取り込んだかではなく、血液中の二酸化炭素の量で決まっているから

Q なぜ二酸化炭素で活用できる酸素量が決まるのか

A ボーア効果

赤血球は二酸化炭素が多い環境では酸素を手放し、

二酸化炭素が少ない環境で酸素と結びつく。

酸素が多いところで結合し、酸素が少ないところで手放すわけではない。

自らは酸素を運搬しているにも関わらず、赤血球の目には二酸化炭素しか見えないのだ。

Q それでも深呼吸すれば血液中の酸素が増えて、体にはいいように思うが・・・

A これは実際に実験で確かめている。

体の不調を訴える人で、赤血球がどれくらいの割合で酸素と結びついているかを、数千人で計測したところ、皆問題なくほぼ一定であることがわかった。

つまり酸素は誰であれ常に十分に足りているということだ。

問題は道路には十分に満ちている酸素を、各組織が受け取れているかどうかなのだ

ここはやや不満も残る。持久系アスリートと息切れし易い一般人とで比較すべきだと思う

Q 酸素は常に十分足りている、というのが意外だ

これは体が有事に備えるために、そういう仕組みになっているのだろう。

急激に酸素が必要になっても対応できるように、常に余計なぐらいに血液に酸素を取り込んでいる。

確かに、戦闘などの有事になってから一生懸命呼吸して酸素を取り込もうとしても、もう間に合わないのは想像できる。

Q では呼吸量を少なくして、二酸化炭素濃度をあまり下げないほうが・・・

A 体は酸素をより多く利用できるということだ。

 

さて、実際のところ私の認識においても本書に記述においても、深呼吸はそこまで問題ではない。

本書が問題としているのは口呼吸だ。

「口呼吸はヤメロ!」では普通すぎて、読んでもらえない。

深呼吸が悪いというのは嘘ではないが、巧みなキャッチコピーにすぎない。

別段気にしなくて良い。

 

本書の実際の主張を簡単にまとめよう。

・口呼吸は鼻呼吸に比べ、呼吸過多になりやすい。

・呼吸過多になると、ボーア効果により組織が酸素不足になる。

・酸素不足で代謝が滞り、あらゆる不調の原因となる

・睡眠時・安静時・運動時(!)すべてにおいて、鼻呼吸に変えよう。

・さらなるパフォーマンスの向上を求めるなら、呼吸を止めるエクササイズを取り入れよう。

いろいろ細かな注意点はあるようだが、

本当にシンプルに、息を止めるだけのエクササイズだ。

やってみようという方は

息を吐いてから呼吸をとめる。息を止める。

苦しくなったら呼吸を再開する。

このときできるだけ大きな呼吸はしない。

すべて鼻呼吸で。

というのを実践してみるといい。

自由にアレンジできると思う。

これは低地にいながら高地トレーニングをやっているのと同じことなのである

私は筋トレ中に鼻呼吸をキープできるかどうか試してみる予定だ。

そういえば、NANAは過呼吸のとき袋を被して呼吸していた。

あれは、吐いた息を吸うことで二酸化炭素を減らしすぎないようにしてただろうか?

それが過呼吸という症状のなおし方なのだろうか。

・深呼吸が悪いのではなく口呼吸が悪い

・正しい呼吸法は鼻呼吸

・口呼吸があらゆる不調の原因となる

パトリック・マキューン氏に感謝

 

古い本であるが、古くはナイアシンの大量投与でヒスタミンが放出されると考えた医師がいた。

エイブラム・ホッファーは栄養療法の祖である。


急性のアレルギーは誰でも気づく。

実はもっと遅く緩いアレルギーというものが存在する。

遅延型フードアレルギー。