こんにちは、サカトです。
今回は「私のホームジム作りの失敗3選」をお伝えしていこうと思います。
私サカトは筋トレ歴5年くらい。
以下の写真は私のホームジムの一角です。
この記事では、このホームジムをここまで完成させるに当たっての失敗談を語っていこうと思います。
早速ですが、私のホームジム作りの失敗は以下の3つです。
- もっと良いパワーラック or もっとコンパクトなハーフラックにしたら良かった
- バーベルはオリンピックシャフトの方が良かった
- アジャスタブルベンチの性能がイマイチだった
こんな感じ。
今回はまだジムに行ったこともないような完全初心者の方にはちょっとわかりにくいかもしれません。
しかし、ホームジム作りに興味があるのなら頭の片隅に置いておいてもらいたいところです。焦って損することのないよう勉強しておきましょう。
ホームジム作りの失敗を語る
では、それぞれ説明していきます。
もっと良いパワーラック or もっとコンパクトなハーフラックにしよう
タイトルの通りです。
もしあなたがパワーラックを買う場合は、「多機能なもの」か「コンパクトなもの」かにはっきり分けたほうが良いと思います。どちらかに振り切りましょう。
なぜなら、そこをはっきりさせないととても中途半端になるからです。
私の経験をお話しましょう。私が購入したのはこちらのパワーラックです。
>> IROTEC(アイロテック) パワーラック V-MAX | Amazon
※注意:こちらの商品が悪い訳ではありませんよ。
むしろ上等なんですが、ちょっと方向性が合わなかった感じですね。
まず、このゴツさですね。
当たり前ですがものすごく場所を取ります(笑)
これ、見た目よりも場所をとるんですよ…プレートの抜き差しのために横のスペースも必要ですし。
置き方によってはバーベルの端っこが、顔に当たりそうになったりして…なかなか危なげです。
後述しますが、同じ機能を得られるのにもっとコンパクトな商品があるのです。
なのでこの邪魔さはちょっと邪魔だったというか、ベストではなかったなという感じです。
もし、ここまでゴツいのであればもっともっと多機能であって欲しかった。
「スミスマシン」とか「ケーブル」とかですね。
言ってしまえば、こんな感じのパワーラックですね(もはやパワーラックという名称も不適かもですが笑)。
まぁ、ここまでとは言わなくてもせめて「拡張可能」であって欲しかった。
「後付け」のスミスマシンがつけられるとか。
「後付け」のケーブルマシンがつけられるとかですね。
調べてみたのですが、私の IROTEC『V-max』は拡張性が全くありません。泣けますね。
なのでこれから「パワーラック」を買おうという方は、せめてその拡張性を確認しておくといいと思います。
ハマるとどこまでも欲しくなっちゃいますからね…。
ハーフラックという選択肢
ゴツくて多機能で高いパワーラックは予算が合わないのであれば、こちらの「ハーフラック」を激推しします。
ハーフラックというのはその名前の通り、パワーラックの半分くらいのスペースでその機能を果たす家庭向きのラックです。
このハーフラックであればスペースをかなり節約できます。
その上、懸垂もベンチプレスもバーベルスクワットも問題なしですね。ちゃんとセーフティ付きで行うことができます。
ホームジムなら基本的にこのパワーラックでほぼOKと考えていいです。
というわけで、もしあなたがパワーラックを買う場合は「多機能なもの」か「コンパクトなもの」かにはっきり分けたほうが良いと思います。
パワーラックはもう本家のジムに任せましょう。
参考にしてみてください。
バーベルを買うのならオリンピックシャフトが良いかも
次に、バーベルですね。最初にちょっと説明しますね。
まず大事なこととして、バーベルのシャフト(棒)にはレギュラーシャフトとオリンピックシャフトという2つの規格があります。
その名の通りオリンピックシャフトが本物というか、パワーリフティングなどの競技でも用いられるガチなやつです。
レギュラーシャフトは言わば簡易版ですね。
何が違うかというと、プレートを差し込む穴のサイズですね。
オリンピックの方は大きな穴ですし、レギュラーの方は小さな穴です。
つまりプレートも2種類あるということがわかりますよね。レギュラープレートとオリンピックプレートです。
ということは、この2つには互換性がないのですよ。
最初にレギュラーシャフト・レギュラープレートで揃えてしまうと、もうオリンピックの方に使い回せないんですね。
はい、私のホームジムにあるのは全てレギュラーシャフト・レギュラープレートです…。
オリンピックシャフトの方が間違いない
基本的に、バーベルを買うならオリンピックシャフトが良いです。
なぜならレギュラーシャフト・レギュラープレートの場合は器具のアップグレードがしにくいから。
上位版の製品ほど正式なオリンピックシャフト・プレートを採用したものばかりになってくるんですよね。
私は「レギュラープレート」で揃えてしまったので、パワーラックをもっと良いものに代えようとするとプレートが使えなくなっちゃったりするんです。
要するにオリンピックシャフト・プレートのほうが「拡張性」があります。
どこまでを目指すかにもよりますがオリンピックシャフト・プレートで統一したほうが間違いないかなという気はしますね。
とはいえレギュラー「シャフト」は普通に使えたり、オリンピックシャフトより軽いから女性には向くなどあるのですが…
細かいところはスルーでいきますね。
まぁ、そもそもホームジムにバーベル要らなくない?というのが私の意見だったりしますので…。
これは「買うんだったらオリンピックシャフトが良いのでは?」という話ですね。
私が買ったベンチ台は失敗でした
では最後にベンチ台です。アジャスタブル・ベンチ。座面の角度を変えられるやつですね。
私が買ったベンチ台は以下のものなのですが、正直…これも失敗だったなと。
>> IROTEC(アイロテック)マルチポジションベンチ | Amazon
このベンチ、肝心の高さ調節がすごくし難いです。
言葉では説明が難しいですが、なんか…手間がかかるんですね。うまくカチッとはまらないというか。
地味にストレスなんですよね。
あと、ベンチの位置が高すぎる。
このベンチを使った人はみんな言いますが、ベンチプレスの時にうまく脚がつきません。
となると、ベンチプレスが正しくできないんですね。踏み込みが大事なので。
なぜ、こんなダメ商品になっているか考察しますと…。
これ、よく見るとわかるんですが「脚のマシン」を兼ねてる製品なんですね。多機能な訳です。
これがまぁ使いにくいというか使えないんですが、しかもそのせいでベンチの位置が高くなってしまっているんでしょう。
典型的な「よくある失敗例」ですね。何としてもイマイチ使えない『10得ナイフ』的な。
これはちょっと、ナシでしたね。
リーディングエッジ マルチポジション フラットベンチ
では、オススメのベンチは具体的に何かと言いますと。
別記事でも書いてますが、アジャスタブルベンチはこちらの商品がオススメです。
商品ページがとてもわかりやすいので、細かくはそちらを見るといいです。
何より素晴らしいのはその「安さ」と「角度調節の楽さ」ですね。
商品ページには「3秒で完了」と書いてまして、まさにその通り。
トレーナーの友人のジムで採用されてまして、間違いないかなと(そこで自分の失敗に気づいたわけですが)。
しかもアイロテックのベンチよりこちらの方が普通に安いんですよね…。う〜ん、納得いきません。
というわけで以上になります。
まとめますと、あなたへ私の経験からのメッセージは次の通りです。
- ガチなら良いパワーラックを。普通はコンパクトなハーフラックが良いよ
- バーベルを使うんだったらオリンピックシャフトの方が良さそう(ハマった場合)
- アジャスタブルベンチは角度調節のし易さが大切
こんな感じですね。
割と本気めのホームジムを作りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
私みたいにせっかちで失敗することのないよう、祈っていますね。