突然大きな音がするとビクッとなりますよね。
誰かがものを落としたときや、風で突然ドアが閉まったときなど。
ちょっと変な話なんですが、私
音がする前に、体がびくっとなっている感じがするんですよ。
少なくとも、音がして「から」、体がビクッとなるように感じることはなくないですか?
音と同時に体がビクっとなっている。
ということは、音が鳴る直前にすでに体はびっくりし始めているということになりませんか?
申し訳ないことにここのところが共有できないと、先に進めないわけなんですが・・・。
この感覚「ワカル!」という方がどうれくらいいるのか気になります。
何かリアクションでももらえると喜びます。
さてこれはどういうことなんでしょう。
「気のせいでしょ」と言われればそれまでですが、
その感覚は確かなものと考えて、その理由を考えていこうと思います。
疑わしいのは「脊髄反射」です。
脊髄反射と脳による認識のタイムラグによってこの感覚が生まれているのではないかなと。
ではいきますよ~。
わかりにくいと思いますが、ご容赦ください。
まず音が鳴ります。
体が脊髄反射でビクります。
その後、「音がなったこと」と「ビクったこと」を遅れて脳が認識します。
音が耳に届いても、まだ高次の脳は音を「認識」はしていません。
ただ単に刺激に対して脊髄反射が起こっているだけです。
観測側からは先に音が鳴って、その後体が反応しているのがわかりますが、
当時者の意識としては、
「音」と「ビクっている体」を(おそらく)ほぼ同時に認識します。
その次の瞬間に、脳は情報を統合して
「音がしたことで体がビクっとなったんだな」というストーリーを認識します。
イメージしてみて欲しいのは、
主観的には音が鳴ることと体のビクリが「同時」ということです。
「既にビクッとなっている体」と「音」の認識が同時に起こっているので、
「ビクリはじめ」はもっと早く、音が鳴る直前だったように感じられるわけです。
伝わりますかね?苦笑
私は、思えばいつもそう感じていました。
「体の反応が早すぎる」。
「音が鳴るより前にビクッとなっている」。
これは実際は、音が鳴るより前に体が反応しているのではなく
「ビクッとなった体」と「音」という認識がほぼ同時に起こることによる、認識のエラーです。
ですから、逆です。
認識が遅すぎるのです。
音は既に鳴り終えていて、
体は既に反射し終えています。
ずいぶん遅れて、意識がそれを解釈するのみです。
「音よりはやく体が反応しているように感じる」のは、
脳が解釈によって後付けしたストーリーです。
音が出たときに既に反応しているのなら、反応し始めは音の発生より早かっただろうという解釈です。
それがこのような感覚となって現れているのですね。
何の根拠もない話ですが、そういうことなのではないでしょうか?
普通の話題として聞きたいのは、
突然の大きな音に驚くとき、音より早く体が反応しているように感じることない?
ですね。
さて、みなさんはどうなのだろう。気になります。