どうもサカトです。
もうタイトルで告白してしまいましたが。
自称バイオハッカーにあるまじきことですが私サカト、けっこう長いことタバコを吸っておりました。
もちろんそれはこうやって健康情報を発信するようになる以前の話ではあるのですが、今にして思うとなんて愚かなことをしていたのでしょうね。
今となっては本当に考えられません。
当時の私はこんなことを言っていました。
「吸わないでいようと思えば、1日吸わなくても平気」
「だからタバコに依存しているわけではない」
「自分の意志でタバコという嗜好品を楽しんでいるだけ」
しかし…どう考えてもタバコを吸うことに合理性はないわけで、明らかに言い訳です。
ふと、そんなことを言っている自分が
「激ダサだな」
と思いまして。
ある日、やめようと決心したのです。
今回は
- 6年間も毎日タバコを吸っていた私が、どうして一瞬で禁煙に成功したのか
をお話しようと思います。
どうやって1日で禁煙を成功させたのか
とても長い時間にタバコで税金を払い、健康を害し、健康志向の人に嫌われてきた(?)私でしたが。
やめると決意してからは本当に一瞬でやめることができました。
具体的にどのように禁煙を成功させたのか、お話していきます。
タバコをやめると決意した日にとった行動
「もうタバコはやめる!」
と決めた日に私がとった行動は以下のものです。
- 今残っているタバコを全部捨てる
- 家・車・職場・モバイル用の灰皿を全て捨てる
- ライターも全て捨てる
- タスポをハサミで切り刻む
基本的なことかもしれませんが、これがめちゃくちゃ重要です。
もしヤニ対策の歯磨き粉であるとか、洗浄剤などを持っていたのならそれも全部捨てたことでしょう。
ここで絶対にしてはいけないのは
禁煙に失敗した時のための保険をかけてしまうことです。
👇👇👇
今まだ残っているタバコを「吸い終わってから」禁煙しよう
とか
禁煙に失敗した時のためにどこかに仕舞い込んでおこう
みたいな考えかたは、最悪ですね。
こういった考え方は、はっきりいって圧倒的に甘いです。
大甘。
その時点で、禁煙の失敗が約束されているようなものです。
身銭を切らなければ人は変わらない
「禁煙」を舐めちゃいけませんよ。
かなりキツめに言って申し訳ないですが、そこで保険をかけてしまう人というのは、「やめる」ことだけではなく、反対に「何かを得る」こともできない人間だと思います。
なぜならそれは『ゼロリスクで成果を得ようと言う態度』だからです。
よく「身銭を切らなければ物事は身につかない」と言いますよね。
それと全く同じです。
「禁煙」と言う成果を得るために、身銭を切らなければいけません。
リスクを取らなければいけないのです。
「タバコを吸いきってから」「灰皿は一応残しておいて」という方法は確かに一見クレバーな判断に思えます。
そうすれば禁煙に失敗したときに、タバコや灰皿を買い直す必要がありませんからね。
確かに「ノーリスク」で禁煙に挑戦できるわけです。
しかし、その「小賢しさ」で禁煙に失敗してしまうのです。
『タバコを再開するコスト』をできるだけ上げろ
逆です。
禁煙を成功させたければ、決意が固まっている今のうちに
できるだけ「タバコを吸うコスト」を上げられるだけ上げておくべきなのです。
タバコを再開することが
何バカみたいなことやってんだ??
って思われるくらいの状況を作れば勝ちなわけです。
タバコとか灰皿とか全部捨てたと思ったら、また買い直してる人とか意味わかんないでしょ…?
「バカなのか?」って感じじゃないですか
この不合理感も大切なわけです
これも心理学で言うところの一種の「サンク・コスト」です。
The psychology of sunk cost - ScienceDirect
ここまでやったんだからもう引き返せない
という心理状態をつくるべきなのです。
その状況に踏み込むときに必要なのは「リスクをとる」という感覚だと思いますね。
おわりに
ノーリスク厨はなんも得られませんよ。
禁煙という成果を得ることもできません。
最初に一気に動くことが大切です。
私のブログを読んでくれているようなマニアックな人に喫煙者はあまりいないかもですが
もし!「実は…😓」という方、いらっしゃいましたら
今!Just Now!でタバコを捨てて(できればゴミ箱じゃなくて粉々にするとか燃やすとか推奨w)、タスポをぶち折ってくださいw
iQOS、叩き割ってくださいw
これができるかできないかですよ。
ぜひ試してみてください。