こんちには、サカトです🙂
今回は「完全無欠コーヒー」で有名なデイブ・アスプリーの販売する商品『ブレイン・オクタン・オイル』について。
- 結局それはなんなのか?
- サカト的にはオススメなのか?
- 注意点や代替品はあるのか?
などのトピックをお伝えしていこうと思います。
ブレインオクタンオイルはオススメなのか
先に結論をいうと「悪くないだろう」です。
ブレインオクタンオイルとは?
ブレインオクタンオイルとはそもそも何でしょうか。
まずはざっと公式の説明を翻訳でもして読んでみてください。
Fuel Your Day With Pure C8 MCT Oil: Bulletproof Brain Octane Oil, 32oz
まぁ何か「ケトジェニックダイエットに良いオイルなんだな」ということはお分かりかと思います🙂
一言で言いますと、ブレインオクタンオイルの正体は『カプリル酸』です。
MCTオイルの説明
ここでMCTオイルについて知っておく必要があります。
MCTオイルはミディアム・チェイン・トリグリセリドのことで、日本語では「中鎖脂肪酸」です。
脂肪酸はたくさん種類があり、炭素の繋がりの長さにかなりのバリエーションがあります。
炭素の繋がりが短いものは短鎖脂肪酸、長いものは長鎖脂肪酸といいます。
中鎖脂肪酸は炭素(C)が6〜12個までの脂肪酸のことを指します。
C6:カプロン酸、C8:カプリル酸、C10:カプリン酸、C12:ラウリン酸、です。
この中で、ケトン体に変換するのに有効性が高いのはC8とC10です。
C6は下痢しやすいとか、C12はそもそも長鎖脂肪酸のように代謝が遅いなどの問題があります。
一般的に(まともな)MCTオイルとして売られている商品は C8とC10 が多いのです🙂
まぁ、イマイチな製品はC12が含まれていたりしますが…。
ちなむとココナッツオイルはそもそも「MCT」が大した量は含まれません。
C8 だけのオイル
ブレインオクタンオイルはここからさらにC10も省き、C8だけにしたオイルということです。
その方がケトン体の生成にさらに有利なのでしょうね🙂
要するに、純粋に近いカプリル酸=ブレインオクタンオイルだということです。
さてその上で、オススメかどうかと聞かれると…
MCTとの差は未知数ながら、悪いということはないでしょう!といったところですね。
ブレインオクタンオイルはもっと安く買える
その正体がわかったところで「再リサーチ」をかけるのが『賢い(嫌な)消費者』代表のわたくしサカトです。
iHerb で「C8」とか「caprylic acid」などで検索をかけてみます。
すると…ありますあります。
>> Now Foods, カプリル酸、600mg | iHerb
>> Zenwise Health, C8-MAX、カプリル酸MCTオイル | iHerb
明らかに、ブ○イン○クタンオイルより安いですね🙂
粗悪なMCT商品に注意!
先日、こんなツイートをしました。
高城アニ曰く、C8オンリーの「ブレイン・オクタンオイル」が体感良いらしいんですが
— サカト @ オンライン遺伝子栄養指導の人 (@Sakato0) February 26, 2021
それよりC8抽出後の残りを「MCT」と銘打って安価に売ったり、さらに倍率ドンでMCTを取った残りを「ココナッツオイル」として売っているパターンがあるらしい。
それなりに慎重に選びましょう🙂
ちゃんと仕組みを理解して製造の流れをイメージすれば、こういった売り方はなんの不思議もないことだとわかりますよね。
そういうことです。
安いものを買うときは、このあたりに気をつけてくださいね🙂
有効なMCT(もしくはC8オイル)をケトのときは使いましょう!
🔽はその記述があった本です。
それではまた。