「美味しいのに食べてる途中で気分悪くなっちゃう」
という発作がちょいちょいでる男 Sakato です。
食事中に、美味しいと感じてるのに途中で気分が悪くなってそれ以上食べられなくなるんです。
この発作には昔から悩まされてまして。
原因は何だろうか?
食品添加物?
悪い油?
人工甘味料?
と色々気にしながら生きてきました。
ずっとそれなりにアンテナをはって生きているのに、いまだに原因がはっきりしないところがあるんですね。
そうなるとこの原因は一つではなくて、いくつもの要因が複合的に重なっているのだと予想できます。
「犯人はこいつだ!」とはっきり名指しすることはできないのですが、ある程度はっきりしていることもあります。
私にとってその代表はやっぱり「油」なんですね。
感覚的に脂っこくなかったとしても、栄養素としての脂質が高いものを食べると割とすぐに気分悪くなってきます。
焼肉なんかに限らず、ケーキとか食べてもそうなります。
どっちもすごい高脂質ですから・・・。
で、私にとって「美味しいのに食べきれないシリーズ」の一つに
インドカレー
があります。
インドカレーって美味しいんですけど、必ず途中で気分悪くなってくるんですね。
しかし、このたび解決法を見つけたんです。
盲点といえば盲点で、なかなか面白い発見ですのでシェアしたいと思います。
似たような症状をお持ちの方はぜひ見てってくださいな。
ルーだけを食べていると大発見が
もう長い間、インドカレーを食べずに過ごしてきました。
ですが先日、ちょっと食べる機会がありまして。
「お腹も空いてるし体調もいいし、今の俺ならいけるっしょ!」
と、インドカレーをいただいたわけです。
すると、やっぱり案の定というか途中で少し気分が悪くなってきたんですね。
けど、残飯を出したくないので頑張ってナンは食べきりました。
カレーをナンで食べるときって、ナンとルーの配分がよくわからなくないですか?
それでこのときはルーが結構余っちゃってたんです。
「うわ〜、この気分悪いのに油っこいルーだけ食べるのきついな〜」
なんて思いつつも、何とか食べてみることに。
でも、食べてみると、意外にあまりつらくない・・・。
「あれ?けっこう食べれるな・・・」
と思ったところでピンときました。
もしかしたら・・・
気分が悪くなる原因はルーじゃなくてナンなのでは!?
ルー単体だけを食べてみて初めて気づきましたが、インドカレーのルーは意外にもあまり濃くないんです。
油っこい感じもしません。
これは・・・
インドカレーだけど、ライスで食べてみる
と思って後日、次はライスだけでインドカレーを食べてみたんです。
ライスのカレーを頼むと、ナンに比べてすごく小ぶりな量で出てきました。
それを日本のカレーよろしく、まぜまぜして食べていくと・・・
思った通り、
ぜんぜん気持ち悪くならない!!
念を押してまた別の日に別のインドカレー店でライスのみで食べてみる。
やっぱり気持ち悪くならない!!
ということは
犯人はナンだったんです
真犯人ナン
ナン、おまえ・・・実はすごく油っこかったのか?
と思って調べてみると…
あれ?脂質少な!
脂質のせいではないのかな??
けどぶっちゃけ体感的に、これは情報のほうが適切でないと思います。
実際はナンの生地にバターを練りこんだりしてると思いますよ。
食べてる感じ重いですもん。
すっごい手がテカテカするし。
まぁラーメンやうどんで気分が悪くなることもあるので、小麦が問題な可能性も高いですが。
IgG 検査ではグルテンのアレルギーはなかったんですがねぇ…。
どうであれ、ライスなら確実
ともかく、ナンではなくライスであれば気分良く食べられることはわかりました。
米にはバターを練りこんだりチーズを練りこんだりできませんから、なんであれ確実です。
これらはもちろん、私の行っているお店だけで言えることである可能性はあります。
ネットで調べて出てくる意見と私の意見は全然違います。
気持ち悪くなる原因はグルテンアレルギーだとか、ルーの油だとか、ルーのキツすぎるスパイスだとか言われている意見がほとんどです。
でもどの話も私の実感とは合わないんですよねー。
同じような症状の出る人でインドカレーを避けている方は一度試してみる価値はありますよ。
よっぽど重症が出た人はやめといてほしいですが(笑)
「インドカレーはいつもちょっとだけ気分悪くなるんだよな」って方はぜひ一回ライスで食べてみてください。
っていうのも、インドカレー屋にわざわざ行ってライスで食べようと思わないじゃないですか。
だから案外、これ盲点なんじゃないかなって。
食事のバリエーションが増えるのは望ましいことですし、
インドカレー屋も応援したい(笑)
インドカレーは油まみれ?
よく言われている「インドカレーは油まみれ」っての(ネットで調べるとその意見ばっかりですが)、
私はそれ違うんじゃないかと思いますねー。
ルーに関しては、日本的なカレーのほうがよっぽど濃くて脂っこいですよ。
ていうかナンはインドでもあまり食べられてないし
一応そう思った理由がもう一点。
本場インドではナンってほとんど食べられていないらしいじゃないですか。
実際食されているのはもっと薄くてパリパリの「チャパティ」みたいですよ。
だからね、そもそそも宮廷料理である「ナン」ってのは日常的な食べ物じゃないんですよ!
豪華で贅沢な食べ物なんです。
じゃあやっぱり、食べづらいのはルーじゃなくてそこでしょう!
油っこいか、そうでなくとも非日常的な重たいメニューであってもおかしくありません。
ね、そんな気がしてきませんか?
軽くささっと食べたければ
ライスかチャパティで食べましょう!
ってことですね。
まとめ
・犯人はナン!
・インドカレー屋であえてライス!
・チャパティ食べたい!
お腹が弱めの人はぜひ試してみて。
それではまた!
- 作者:ナイル 善己
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2014/05/28
- メディア: 単行本