こんにちはサカトです🙂
今回は『ビタミンAサプリで逆に唇が荒れているような気がする話』というタイトルでお伝えします。
私の体験・観察にもとづく、皆さまへのちょっとした注意喚起もしくは提案となります。
私は自分の経験上、「ビタミンA」が大好きです。
私のメガビタ体験から言いますと、私の場合はビタミンAメガがめちゃくちゃ効いたんですね。肌が強くなって粘膜系の調子が上向いて、ともかく劇的に効いた。
— サカト @ バイオハッカー (@Sakato0) November 29, 2020
ヴァータの特質は「乾燥」です。乾燥肌・あかぎれ・ひび割れが起こる。私の経験上の仮説ですがこのタイプはビタミンAが特に多く必要かもです😶
「βカロテンは体内でビタミンAに変わる」
— サカト @ バイオハッカー (@Sakato0) September 21, 2020
「ビタミンAは過剰摂取で毒性があるからβカロテンが安全」
という意見を本当によくみる
私の経験から言うと、これは NO だ
βカロテンでは何の体感もなかった
レチノールを多めに摂取したときの経験は忘れられない
薄くて弱々しかった肌が分厚くなった
上記の通り、明らかに肌が厚く強くなった体験があるのです。
これは書いてある通りビタミンAの前駆体である「カロテン」ではなく、ビタミンAそのものである「レチノール」を摂取したときのことです。
例えば私が現在も用いているのはこちらのレチノール↓
>> Bluebonnet Nutrition, ビタミンA、10,000IU、ソフトジェル100粒 | iHerb
痒いところをポリポリ掻いたときにビックリしたんです、ビタミンAを摂取した前と後のその差に。
そんな劇的な実体験があるため、私はビタミンAが大大大好きなのですがーーー
調子に乗ってたくさん摂取しすぎていたかもしれません。
残念ながら、どうもマイナスの作用が観察されるようになってきたのですね。
無加工つめ
— サカト @ バイオハッカー (@Sakato0) July 12, 2021
もしかしたらの段階なんですが、ビタミンAの摂取量を減らしてから逆剥けや唇の剥けが減っている気がする。
まあ、めちゃ大量に摂ってたからね、、笑 多すぎても少なすぎても同じようになるのが面白いですな。適量が見えてきそうです😊 pic.twitter.com/a8EC3YBtqN
上記のツイートの通り、ビタミンAを多く摂るとどうも「唇の剥け」と「指の逆剥け」が起こりやすい気がしてきたんですね。
なおこの頃は50000IU〜75000IU/dayを摂取していますw
これは私のざっくりした観察ですので、絶対にそうだと確信し切っているわけではありませんが…
以前、ビタミンA過剰摂取に関してこんな記事を書きました👇
ビタミンAの過剰摂取では、「皮が剥ける」という現象が観察されるのです。
そこから考えると、いかにも「ありそう」な話ではあります。
とはいえ、これは急性中毒の症状です。
もう少し踏み込んで考察してみましょう。
こんな記述を見つけました👇
On the other hand, oral retinoids can cause cracked lips, headache, flushing, stomach pain, dizziness and loss of coordination [ 371 , 372 ].
経口レチノイドは『cracked lips』を起こす、と。
唇の「ひび割れ」と「皮が剥ける」ことは同じようなことでしょうか?
一応、そのような症状は観察されてはいるようです。
調べた感じ、あまり指摘されることは少ない感じではありますが…。
皮脂の生成が減少し、表皮の厚さが減少し、皮膚のバリア機能が変化します。脱毛症を含むこれらおよび他の皮膚への影響(皮膚の乾燥、そう痒、全体的および指先の裂傷)もこのタイプの毒性に現れますが、通常は治療を中止すると消えます。
次の文章の中に『指先の裂傷』の記述もあり、これは「逆剥け」のことを指していると思われます。
ですので、とりあえず私の観察もあながち間違ってはいなさそうですね。
「唇の荒れ」や「逆剥け」は他の状況でも現れる(非特異的といいます)ため、確定とは言えませんが…疑いは濃厚のようです。
とりあえず私の方針としては「特に食生活の乱れや体調不良がないのに唇や指先だけ荒れる」と言う場合(けっこうあったんです!)、ビタミンAの軽い過剰を疑うことにします。
ビタミンAの薬理的な量を用いることには、他にも様々な注意点が理論的に考えられますし。
私はメガビタも大好きなのですが(笑)、やるならきちんと観察を怠らないようにしましょう。
栄養指導のクライアントさんによく言うのですが、メガるのなら「短期で」しっかり「観察する」ことを推奨します。
もちろん個人差もあるでしょうし、そもそもが欠乏状態であったとか、吸収がうまくできていないとか…影響因子は無限にあります。
より細かな利用法や個体差を踏まえて指導して欲しい場合は、『個別指導』も行っておりますのでそちらにお申し込みください👇
それではまた。