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なぜお酢やクエン酸など酸っぱい食品はこうも身体に良いのだろう?

なぜ酸っぱい食品はこうも身体に良いのだろう?

どうもサカト@バイオハッカーです。

クエン酸や「お酢」など、酸っぱい食品はやたらと身体に良いことが多い。

これはなぜなのだろう?

メカニズムについて調べていると、こんなわかりやすい図がありました。

生活習慣病に及ぼす食酢の効果

www.jstage.jst.go.jp

食酢はなぜこんなにも身体に良い作用ばかりもたらすのか、これを眺めていてちょっとした仮説を思いつきました。

今回は「なぜ酸っぱい食品はやたらと身体に良いのか?」を考えてみたいと思います。

なぜお酢やクエン酸など酸っぱい食品はこうも身体に良いのだろう?

なぜお酢やクエン酸など酸っぱい食品はこうも身体に良いのだろう?

まずは「酸味」について考えてみたいと思います。

酸味というのはそもそも何のシグナルか?

酸味はよく「腐敗」のシグナルだという説明を見かけますが、これはじっくり考えてみるとあまりピンときません。

自分の経験から言えば「腐ってる」と感じるときって、「酸味じゃなくて臭い」です。

「うわ〜酸っぱい!これ腐ってるよ!」

って、実際には思ったことない😂

では、一体なんのシグナルになっているか?

酸っぱいといえば、果物でしょう。

未熟な果実の植物毒

「酸っぱい」って、おおむね果実が未熟なことを指すんじゃないでしょうか。

植物が果糖(フルクトース)で動物を引きつけて果実を食べさせようとするのは、もちろん動物に食べてもらってタネを運んでもらうため。

となると、タネがまだ未成熟のときに食べられたら困る。

動物が忌避する「酸っぱさ」で未成熟のタネを守るわけです。

また果実は未成熟状態だと、酸っぱさだけじゃなくて種々の毒性物質を抱えた状態なのではないでしょうか。

軽く調べてみると👇

例えば未成熟トマトのトマチン。

未熟なトマトにご用心! 植物学者が中毒したお話|記事カテゴリ|BuNa - Bun-ichi Nature Web Magazine |文一総合出版

バラ科植物のアミグダリンやプルナシン。

ビワ、アンズ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ(サクランボ)などのバラ科植物の種子や未熟な果実の部分には、アミグダリンやプルナシンという青酸を含む天然の有害物質(総称して、「シアン化合物」と言います。)が多く含まれています。 一方で、熟した果肉に含まれるシアン化合物はごくわずかです。 *1

そう考えるとヒトにとって「酸っぱい物を食べたということは、植物毒を摂取した」という意味になるのかもしれません。

そのことによって身体は毒に備えようとして、様々な変化を起こすのではないでしょうか?

毒に備えた変化

唾液の分泌促進、胃液の分泌促進、胃粘膜保護、グルコースの吸収遅延は毒素を胃酸に長く晒すため。

つまりこれは「ホルミシス効果」に近いものだと思います。

ホルミシスとはいわば「あえてストレスをかけてそれに身体が適応することによる健康効果」です。

ホルミシスで説明できない効果は、有機酸そのものの効果で、つまり毒素ではなく普通に栄養素の効果。

つまり、お酢などの酸っぱいものに身体が良い方に反応するのは、

「酸っぱいものと植物毒がしばしばセットであった自然界の名残り」だと言えるかもしれないです。

人体の「植物の毒素に対するセンサー」のひとつは「酸味という味覚」なのかもしれないですね。

酸っぱいものを活用して健康を手に入れよう

酸っぱいものを活用して健康を手に入れよう

というわけで、健康レベルを上げたい方に酸っぱいものはオススメできます。

リンゴ酢・クエン酸重曹・梅干しあたりが比較的万能かなと思いますよ。

一応、オススメ品のリンクとクエン酸重曹の過去記事リンクを貼っておきます👇

それではまた。

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