サカトのバイオハック

サカトのブログ

「これ一本で一日分のビタミン!」では足りないよという話【国の定める食事摂取基準は妥当か】

「これ一本で一日分のビタミン!」では足りないよという話【国の定める食事摂取基準は妥当か】

どうもサカト@バイオハッカーです。

毎日100種類近くのサプリを飲んで健康管理をしつつ、フィットネス・栄養・体質に関する指導やカウンセリング、Twitter・ブログ・メルマガ等の執筆や配信をほぼ毎日やっております。

さて先日、「国が定める栄養の量では健康になんてなれません」とつぶやきました。

今回はこれがどういうことか、説明しようと思います。

国の推奨摂取量を満たすことがバイオハックとはとても言えません。

野菜ジュースとかの「これ一本で一日分のビタミン!」みたいな言葉で喜んでちゃ、ダメですよ笑

この記事を読むと「いろいろたくさん栄養が入っててよさそう!」なんて、適当な「健康風」の商品にコロリと騙されることは減るのではないかなと思います。

「これ一本で一日分のビタミン!」では足りないよ!

「これ一本で一日分のビタミン!」では足りないよ!

『日本人の食事摂取基準2020』からビタミンCの項目を読んでみました。

まったく体感と合わない

「1g 以上の摂取は意味がないから推奨できない」といった内容が書かれています。

これではまったく体感と合いません。

個人の体感レベルで恐縮ですが、私はビタミンC1日10g程度の大量摂取で花粉症がかなり軽減されます。

ビタミンCはヒスタミンの不活化ができるので、その作用だと思われます。

agris.fao.org

いろいろ試行錯誤して見出したことでして…これは1g では無理なのです。

尿中排泄量が増えたら無駄だって??

<PR>

無料のメールマガジンも発行しています。

ちょっぴりあなたの役に立つ健康情報を、定期的にお届けします。

メルマガ限定の情報も盛り込んでいきますので、ぜひ登録お願いします

>> メルマガ『バイオハック研究所』登録ページ

使われなかったビタミンCの尿中排泄量が増えてきたらそこからは意味がないかのように計算しています。

が、それもおかしな話です。

動物実験で明らかですが、ストレスレベルによってビタミンC必要量は大きく変動します。

一般に動物は自前でビタミンCを合成できますので、リアルタイムにそういった対応ができます。

ヒトはビタミンCの合成能力を失っていますので、そういった変化に対応できるようにビタミンCの血中濃度を常に高めておくことは有効だと考えられます。

そもそも「尿中排泄が増えてきたらそこからは意味がない」なんて、なぜわざわざそんなギリギリを狙うのでしょうか?

血中濃度が高まることによる副作用は確認されてないのですから、余裕を持っておけば良いと思うのですが…。

ビタミンCの血中濃度を高くキープしておこう

1回3gを4時間おき程度で血中濃度MAXのキープは達成できるようです。

https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/0003-4819-140-7-200404060-00010

「2.5g を6時間おき」でもそう差はないので、私は「3g を6時間おき」で考えれば良いのではないかな?と考えております。

国も腎臓病患者と下痢以外は特に副作用はないと書いているのですから、なんなら血中濃度が常にMAXになるような量を推奨しても良さそうなものです。

私個人の摂取量とサプリは

私個人は1日6g 程度を目安にビタミンCを摂取しています。

もし花粉症がひどく出たり、風邪気味だったり、ストレスが強い時などはさらに増やします(まぁほぼそんなことないんですが笑)。

サプリのラベルに記載されている%なんて、現代人の健康にとってほとんど意味ありません。

個人がもっと勉強していくしかないですね。

現在、私が飲んでいるビタミンCはこちらです。

Amazon | ビタミンC 1kg L-アスコルビン酸 粉末 塩酸除去 パウダー 計量スプーン付き | marugo(マルゴ) | ビタミンC

「国の定める推奨摂取量は『欠乏症(脚気や壊血病)』にならないための数字にすぎないから意味がない!」という意見をよく耳にしますが

実際に確認してみるとビタミンCに関しては、「心臓血管系疾患の予防」と「有効な抗酸化作用」を元に数値が決められていました。

ということは「欠乏症(壊血病)を防ぐ量」では無いんですね。

ということは「欠乏症を防ぐ量に過ぎない!」はやや誇大表現ということになりそうです。

それか昔はそうだったけど国が訂正したんでしょうか?

<PR>

『LINEパーソナルサービス』をしています。

ダイエット・フィットネス・栄養・健康・体質改善等、それぞれ緻密なヒアリングのもと、個人に合わせた指導を行なっています。

お申し込みは Twitter の DM もしくは下記メールアドレス

sakato0927@gmail.com

にお願いいたします。

詳しくは下記ページにて。

https://www.sakato0927.com/entry/2020/09/15/132235